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広辞苑の検索結果 (1)
くわ・える【加える】クハヘル🔗⭐🔉
くわ・える【加える】クハヘル
〔他下一〕[文]くは・ふ(下二)
(室町時代頃からヤ行に活用する例が認められる)
①ある事物の上に他の事物を添える。かさねる。万葉集5「老いにてあるわが身の上に病をと―・へてあれば」。源氏物語帚木「人がらのたをやぎたるに強き心をしひて―・へたれば」。「色どりを―・える」「塩を―・える」
②物事の程度を増す。源氏物語若菜下「いとど―・ふる心ざしのほどを、御みづからの上なれば、思し知らずやあらむ」
③(位などを)高くする。のぼす。「位一級を―・える」
④仲間に入れる。加入させる。源氏物語松風「つくろふべき所々のあづかり、今―・へたる家司けいしなどに仰せらる」。「味方に―・える」
⑤ある動作・作用を他に及ぼす。与える。施す。平家物語3「これを召し請じて医療を―・へしめ給へ」。狂言、鹿狩「かう弓を―・へたは、ざれ事でおぢやる」。日葡辞書「セッカンヲクワユル」「レンミンヲクワユル」。「痛撃を―・える」「手心を―・える」
⑥足し算をする。たす。「三に五を―・える」
大辞林の検索結果 (2)
くわ・える【加える】🔗⭐🔉
くわ・える クハヘル [0][3] 【加える】 (動ア下一)[文]ハ下二 くは・ふ
(1)すでにある物に,さらに足し合わせて,その数・量・程度を増す。足してふやす。「三に二を―・えると五になる」「スピードを―・える」「大雨に―・えて風まで吹いてきた」「政局はますます混迷の度を―・えた」
(2)仲間にいれる。参加させる。「メンバーに―・える」
(3)ある作用を他に及ぼす。あたえる。「人に危害を―・える」「敵の陣地に攻撃を―・える」「治療を―・える」「神人等責められ佗びて判を―・へてけり/今昔 31」
〔「加わる」に対する他動詞〕
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