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広辞苑の検索結果 (2)
○叛服常無しはんぷくつねなし🔗⭐🔉
○叛服常無しはんぷくつねなし
そむいたり服従したりして、その態度が決まらない。
⇒はん‐ぷく【叛服】
はんぷく‐ほう【反復法】‥ハフ
(repetition)修辞法の一つ。同一または類似の語句を繰り返す技法。「めでたしというもめでたけれ」「這えば立て、立てば歩め」の類。
⇒はん‐ぷく【反復】
ばん‐ぶくろ【番袋】
宿直物とのいものを入れる袋。また、雑多な物を入れる大きな袋。狂言、舎弟「母親をおふくろなりとも―なりともおしやれ」
ハンプシャー【Hampshire】
①イングランド南部の州名。
②豚の一品種。体色は黒、肩から前肢にかけて20〜30センチメートルの白帯を有する。1からアメリカに導入、改良。肉質良好。
パンプス【pumps】
婦人靴で、甲の部分が広くあき、紐・留金などがないもの。
ばん‐ぶつ【万物】
天地間の、すべてのもの。ばんもつ。
⇒ばんぶつ‐の‐れいちょう【万物の霊長】
⇒ばんぶつ‐るてん【万物流転】
はん‐ぶっしつ【反物質】
核子と電子の反粒子、すなわち反核子と陽電子とからつくられる仮想の物質。宇宙生成の初期に核子が反核子よりわずかに多かったため、現在の宇宙ができたとされる。
ばんぶつ‐の‐れいちょう【万物の霊長】‥チヤウ
[書経泰誓上]万物の中で、もっともすぐれて霊妙なもの、すなわち人類。
⇒ばん‐ぶつ【万物】
ばんぶつ‐るてん【万物流転】
万物は流動変化してきわまりないということ。→パンタ‐レイ
⇒ばん‐ぶつ【万物】
ばん‐ぶね【番船】
⇒ばんせん
ばんぷ‐ふとう【万夫不当】‥タウ
万夫が当たっても、かなわないほど剛勇なこと。浄瑠璃、鎌倉三代記「―の大丈夫」
⇒ばん‐ぷ【万夫】
ばん‐ぶみ【番文】
(→)番帳ばんちょうに同じ。
ハンブル【fumble】
(野球用語)ファンブルの訛。
ハンブル【humble】
謙遜であること。控え目なさま。
ハンブルク【Hamburg・漢堡】
ドイツ北部の工業都市。エルベ川の下流部に位置する大貿易港。中世、ハンザ同盟の中心都市の一つ。人口170万5千(1999)。
パンフレット【pamphlet】
仮綴じの小冊子。パンフ。
はん‐ぶん【半分】
①二つに分けた一方。2分の1。なかば。「―ずつ食べる」
②(名詞の下に付いて)なかば…ながら。…がてら。「冗談―」
はん‐ぶん【繁文】
①うるさいほどのかざり。
②法規などがこまごまとして煩わしいこと。
⇒はんぶん‐じょくれい【繁文縟礼】
はんぶん‐じょくれい【繁文縟礼】
規則・礼法などが、こまごまとしていて煩わしいこと。形式を重んじて、手続きなどが面倒なこと。
⇒はん‐ぶん【繁文】
はん‐ぶんすう【繁分数】
分数の分母または分子の中に分数をふくむもの。複分数。
はん‐ぶんらん【范文瀾】
(Fan Wenlan)中国の歴史家。浙江省紹興生れ。北京大学卒業後、天津・北京の諸大学で教える。中国科学院近代史研究所長・共産党中央委員などを歴任。著「中国通史簡編」「中国近代史(上)」など。(1893〜1969)
はん‐べい【汎米】
南北両アメリカ州の併称。
⇒はんべい‐かいぎ【汎米会議】
⇒はんべい‐しゅぎ【汎米主義】
はん‐ぺい【半平】
⇒はんぺん(半片)2
はん‐ぺい【班幣】
祈年祭としごいのまつり・新嘗祭などのために、一定の日にあらかじめ幣帛を諸神に頒わけること。
はん‐ぺい【藩屏】
①まがき。囲い。
②帝室を守護すること。また、その者。藩翰はんかん。藩籬はんり。「皇室の―」
③直轄の領地。膝元の地。太平記10「―の中にして使節を誅戮ちゅうりくする条、罪科軽きにあらず」
ばん‐ぺい【番兵】
兵営・陣地の番をする兵。番卒。哨兵。
はんべい‐かいぎ【汎米会議】‥クワイ‥
(Pan-American Conference)アメリカ合衆国の提唱により両米大陸の諸国が構成する汎米同盟の総会。汎米主義を原理とし、1889年第1回会議をワシントンに開催。1948年第9回会議では米州機構が組織された。米州会議。
⇒はん‐べい【汎米】
はんべい‐しゅぎ【汎米主義】
(→)パン‐アメリカニズムに同じ。
⇒はん‐べい【汎米】
はん‐べえ【半兵衛】‥ヱ
①(「知らぬ顔の半兵衛」の略)故意に知らぬふりをすること。また、その人。「―をきめこむ」
②情夫。まぶ。
はん‐ぺき【反璧】
[左伝僖公23年「公子飱そんを受け璧を反かえす」](亡命中の晋の公子重耳が、人から璧を入れた大皿の料理を贈られた時、璧は返した故事から)他人の贈物を辞退して返すこと。へんぺき。
はん‐べそ【半べそ】
なかば泣き出しそうな顔。「―をかく」
はん‐べつ【判別】
はっきりと区別すること。見わけること。識別。「雌雄を―する」
⇒はんべつ‐しき【判別式】
ばん‐べつ【万別】
さまざまの区別。「千差―」
ばん‐べつ【蕃別】
諸蕃しょばん2の俗称。
はんべつ‐しき【判別式】
〔数〕2次式f(x)=ax2+bx+cまたは2次方程式f(x)=0に対しD=b2−4acをf(x)の、またはf(x)=0の判別式という。判別式が正、0、負に従い、方程式は二つの実根、重解、二つの虚根を持つ。3次以上の代数方程式にもある。
⇒はん‐べつ【判別】
はん‐ぺら【半ぺら】
1枚の紙の半分。
はんべ・り【侍り】
〔自ラ変〕
ハベリの転。〈類聚名義抄〉
バンベルク【Bamberg】
ドイツ南東部、バイエルン州の都市。マイン川の支流レグニツ川に沿う。四隅に塔の立つ大聖堂をはじめ古い建物がある。世界遺産。
バンベルク
提供:JTBフォト
はん‐ぺん【半片】
①一きれの半分。はんきれ。
②(「半平」とも書く。一説に、駿河国の料理人半平の創製による名という)魚のすり身にヤマノイモなどを加え、半月形・方形などに作ってゆでたもの。はんぺい。半弁はんべん。はべん。
ばん‐ぺん【万変】
さまざまに変化すること。万化。
はん‐ぼ【半簠】
飯びつ。飯器。はんぼう。浄瑠璃、鎌倉三代記「畦道伝ひ急ぎくる、昼飯ひるまの―さし担ひ」
はん‐ぽ【反哺】
[梁武帝、孝思賦「慈烏反哺以報親」](「哺」は口中にある食物)食物を口移しに食べさせる。子が成長の後、親に養育の恩を返すこと。→烏に反哺の孝あり(「烏」成句)
はん‐ぽ【半帆】
帆の片方。かたほ。狂言、祐善「弘誓の舟に―をあげて」
ばん‐ぼ【晩暮】
①夕方。夕暮。
②老年。晩年。
はん‐ぼいん【半母音】
〔言〕(semi-vowel)調音法が母音に近いが、単独では音節を作らない音。発音器官による破裂や摩擦が生じない点では子音よりも母音に似る。〔w〕〔j〕など。
はん‐ぼう【半紡】‥バウ
経糸たていとに生糸、緯糸よこいとに生糸と紡績絹糸とを混用した縮緬ちりめん。半紡縮緬。また、経に紡績綿糸、緯に手紡績綿糸を用いた白木綿織物をもいう。
はん‐ぼう【繁忙・煩忙】‥バウ
用事が多くて忙しいこと。多忙。「―を極める」
⇒はんぼう‐き【繁忙期】
はん‐ぽう【反報】
しかえし。返報。
はん‐ぽう【藩法】‥パフ
江戸時代、各藩の大名が発布した法令。
ばん‐ぼう【万望】‥バウ
是非にと願うこと。熱望。
ばん‐ぽう【万方】‥パウ
①あらゆる方面。諸方。方々。
②もろもろの国々。万国。
③種々の方法。
ばん‐ぽう【万邦】‥パウ
あらゆる国。万国。まんぽう。
ばん‐ぽう【万宝】
(マンボウとも)
①多くのたから。
②さまざまなことに重宝なこと。
ばん‐ぽう【万法】‥パフ
あらゆる法・法則・法律。→まんぼう
ばん‐ぽう【蕃邦】‥パウ
えびすのくに。外国。
はんぼう‐き【繁忙期】‥バウ‥
業務が忙しい時期。客が特に多い時期。
⇒はん‐ぼう【繁忙・煩忙】
ばんぽうせいり【万法精理】‥パフ‥
「法の精神」参照。
はん‐ぽお【半頬】‥ポホ
鉄面かなめんの一種。鉄板打出しで、頬から顎にかけておおう防御具。目の下の頬当。
バンポー【Natty Bumppo】
アメリカの小説家J.F.クーパーの五部作「革脚絆物語」の主人公。自然と正義を愛する猟師。
ばん‐ぼく【万木】
多くの木。
はん‐ほり【版彫】
①印形いんぎょうや版木はんぎを彫刻すること。また、その人。
②版彫小刀の略。
⇒はんほり‐こがたな【版彫小刀】
はんほり‐こがたな【版彫小刀】
版彫に用いる小刀。
⇒はん‐ほり【版彫】
はん‐ぽん【版本・板本】
版木に彫って印刷した書物。刊本と同義に使うこともある。→刊本
はん‐ぽん【翻本】
翻刻ほんこくした書物。翻刻本。
はん‐ま【半間】
①そろわないこと。また、そのもの。はんぱ。
②間まがぬけていること。また、そういう人。まぬけ。
ハンマー【hammer】
①金づち。木づち。
②ピアノまたはその類の楽器で、弦を打つ小槌。
③陸上競技のハンマー投の用具。金属製の球にワイヤをつけ、末端に把手とってを具えたもの。一般は全重量7.26キログラム以上、女子は4キログラム以上。
⇒ハンマー‐なげ【ハンマー投】
ハンマー‐なげ【ハンマー投】
陸上競技のフィールド競技の一つ。ハンマー3を直径2.135メートルのサークル内から体を回転させて投げ、その到達距離を競うもの。
⇒ハンマー【hammer】
はん‐まい【飯米】
飯に炊く米。〈文明本節用集〉
⇒はんまい‐のうか【飯米農家】
はんまい‐のうか【飯米農家】
自家用の米しか作れないような小農。
⇒はん‐まい【飯米】
はん‐まがき【半籬】
江戸時代の遊里で、大籬につぐ中位の遊女屋のこと。中店ちゅうみせ。
はん‐まき【半巻】
①なかば巻くこと。
②書物で、1巻の半分。
はん‐まく【半幕】
①幕一つのこと。近世の幕は左右一双で一帖といい、その半双を半幕という。
②特定の能で、登場に先立って姿を見せるために、揚幕の裾を3〜4尺ばかり揚げること。↔本幕
はん‐まと【半的】
大的おおまとの半分、すなわち直径2尺6寸の的。
はん‐み【半身】
①相手に対して身体を斜めに構えること。「―の構え」
②魚を開いたときの、2枚のうちの一方。
はん‐みち【半道】
①1里の半分。半里。
②全行程の半分。半途。
はん‐みつ【繁密】
①すき間なくしげること。
②繁雑なこと。
はん‐みょう【斑猫・斑蝥】‥メウ
コウチュウ目ハンミョウ科の甲虫の総称。また、その一種。体長約2センチメートルで美しい。山道に多く、近づくと、道路に沿って人の行く先へ飛ぶ。幼虫は土中に穴を掘ってすみ、成虫・幼虫とも食虫性。毒のあるマメハンミョウ・ツチハンミョウとは別科。ナミハンミョウ。ミチシルベ。ミチオシエ。〈[季]夏〉
はんみょう
ハンミョウ
提供:ネイチャー・プロダクション
ばん‐みん【万民】
多くの民。衆民。全国民。「―の幸福」
⇒ばんみん‐ほう【万民法】
ばん‐みん【蛮民・蕃民】
野蛮人。未開人。
ばんみん‐ほう【万民法】‥ハフ
(jus gentium ラテン)古代ローマで、ローマ市民にのみ適用された市民法に対し、それ以外の者をも適用対象とした法。その普遍的性格から自然法と同一視されることもあるが、主たる内容は取引法である。
⇒ばん‐みん【万民】
はん‐む【煩務】
わずらわしくいそがしいつとめ。
はん‐む【繁務】
いそがしいつとめ。
ハンムラビ【Hammurabi】
⇒ハムラビ
パンムンジョム【板門店】
(P‘anmunjŏm)朝鮮の開城の東約10キロメートルにある地。朝鮮戦争に際し、国連軍(アメリカ軍)側と朝鮮民主主義人民共和国・中国軍側とが休戦会談を行い、停戦協定を結んだ。現在も連絡会談・南北対話が行われる。
朝鮮戦争休戦会談 1951年11月
提供:毎日新聞社
はん‐めい【反命】
使者として遣わされた者が、帰ってその結果を報告すること。復命。
はん‐めい【判明】
①明瞭によくわかること。はっきりわかること。「真相が―する」
②〔論〕(distinct)概念の内容を構成する要素の性質が精密に認識され他と区別できること。→明晰
はん‐めい【藩命】
藩主または藩の役所の命令。
ばん‐めし【晩飯】
晩の食事。ゆうめし。
ハンメル‐ずほう【ハンメル図法】‥ヅハフ
地図投影法の一つ。ドイツのハンメル(E. Hammer1858〜1925)が考案。正積方位図法を赤道方向に2倍に拡大して全球を楕円で描く。正積図法の一つ。赤道と中央経線以外の経緯線は曲線になる。
はん‐めん【反面】
①反対の面。
②(副詞的に)反対の面から見て。「陽気な―、涙もろいところがある」
⇒はんめん‐きょうし【反面教師】
はん‐めん【半面】
①顔の半分。かためん。
②物事の片側の面。半分の面。また、相対するものの片方。片一方。片面。「真相の―しか見えない」
③隠れ忍ぶこと。
⇒はんめん‐ぞう【半面像】
はん‐めん【版面】
印刷される面。印刷版の面。はんづら。
ばん‐めん【盤面】
囲碁・将棋など、盤の表面。「―を読む」
はんめん‐きょうし【反面教師】‥ケウ‥
(第二次大戦後、中国からきた語)見習い学ぶべきではないものとして、悪い手本・見本となる事柄・人物。
⇒はん‐めん【反面】
はん‐めんしき【半面識】
[後漢書応奉伝、注]ほんのちょっと面会しただけで、その顔をおぼえていること。また、少し顔を知っているていどの間柄。
はんめん‐ぞう【半面像】‥ザウ
一つの結晶系に属する結晶の中で、完面像の半数の対称面をもつもの。
⇒はん‐めん【半面】
はん‐も【繁茂】
草木の生いしげること。「雑草が―する」
はん‐もう【反毛】
(→)再生毛に同じ。
はん‐もう【半盲】‥マウ
片方の目が見えないこと。
⇒はんもう‐しょう【半盲症】
はんもう‐しょう【半盲症】‥マウシヤウ
両眼視野の半側ずつが欠損する病症。脳腫瘍・脳出血などに起因。
⇒はん‐もう【半盲】
はん‐もく【反目】
にらみ合うこと。仲の悪いこと。「互いに―している」
ばん‐もく【万目】
多くの人の目。多くの人の見る所。衆目。まんもく。
はん‐もつ【判物】
(ハンモノとも。書判かきはんのある物の意)室町時代以降、将軍・大名などが下の者に宛てた文書で、花押かおうのあるものの総称。御判。御判物。
ばん‐もつ【万物】
⇒ばんぶつ。〈日葡辞書〉
ハンモック【hammock】
柱の間や樹陰に吊り、寝床に用いる編糸製の網。よく船中で水夫が用いる。寝網。吊床つりどこ。釣床。島崎藤村、家「三吉は南の窓に近く―を釣つた」
はん‐もと【版元・板元】
図書の発行所。出版元。
はん‐もの【判物】
⇒はんもつ
はん‐ものぐさ【半物草】
足の裏の半分までしかない短い草履。源平盛衰記36「鹿矢あまた指して―をぞはきたりける」
はん‐ももひき【半股引】
膝の上までしかない短い股引。さるももひき。
はん‐もよう【半模様】‥ヤウ
衣服の腰部から下につけた模様。裾模様。
はん‐もん【反問】
質問された相手に、逆に問いかえすこと。「そう言う君はどうなんだと―する」
はん‐もん【半文】
①1文の半分。
②ほんのわずかの金銭。半銭。
はん‐もん【判文】
判決を書いた文。判決文。
はん‐もん【斑紋・斑文】
まだらの模様。
はん‐もん【煩悶】
わずらいもだえること。もだえ苦しむこと。「―して夜も眠れない」
はんもんてん【板門店】
⇒パンムンジョム
はん‐や
肥料小屋。灰部屋。
はん‐や【半夜】
①よなか。夜半。
②(→)中夜ちゅうやに同じ。枕草子302「宮の御仏名の―の導師」
③一夜を二分したその一方。
④京の島原で、昼夜に分けて客をとった遊女。揚代格式は囲かこい女郎に準ずる。
⑤夜中までともっている灯。〈日葡辞書〉
はん‐や【版屋・板屋】
版木はんぎを彫る職業の家。また、その人。版木屋。
ばん‐や【番屋】
①番人の詰所。
②江戸時代、番太がいた小屋。好色一代女6「―の行灯の影につれ行き」
③北海道でニシン・サケ漁などの漁夫の泊まる小屋。
ばん‐や【蛮野】
(→)野蛮に同じ。
パンヤ【panha ポルトガル】
①パンヤノキの種子に生えている綿状の長軟毛。保温がよく、布団や枕の芯などに用いる。カポック。日本永代蔵4「―の括り枕」
②キワタの種子の毛。1と同様に用いる。
⇒パンヤ‐の‐き【パンヤの木】
はん‐やき【半焼き】
半分焼くこと。なまやき。
はん‐やく【反訳】
①一度翻訳された言葉や、速記などの符号で書き取ったものをもとの言葉や文字にもどすこと。反文。
②(→)翻訳ほんやくに同じ。
はん‐やく【半役】
一人分の課役の半分。→本役2
ばん‐やく【番役】
交替で順番にあたる勤務。
はん‐やけ【半焼け】
①食物などがよく焼けてないこと。なまやけ。
②火事で1軒の家が半分焼けること。はんしょう。
③半分やけくそになること。
パンヤ‐の‐き【パンヤの木】
パンヤ科の常緑高木。熱帯アジアに産し、大木になる。葉は掌状複葉。花は5弁で白く、実は長楕円形で白色長軟毛のある種子多数を入れる。材は非常に軽く、丸木舟などを作る。
⇒パンヤ【panha ポルトガル】
ばん‐やり【番槍】
①当直当番の者のために備えておく粗末な槍。
②歌舞伎の小道具。下回りの軍兵の持つ槍。
バンヤン【banyan】
ベンガル菩提樹ぼだいじゅの別称。
バンヤン【John Bunyan】
⇒バニヤン
はん‐ゆう【煩憂】‥イウ
苦しみうれえること。非常に心配すること。
ばん‐ゆう【万有】‥イウ
宇宙間にあるすべてのもの。万物。万象。一切有為。
⇒ばんゆう‐いんりょく【万有引力】
⇒ばんゆう‐いんりょく‐ていすう【万有引力定数】
⇒ばんゆう‐ざいしんろん【万有在神論】
⇒ばんゆう‐しんろん【万有神論】
ばん‐ゆう【蛮勇】
理非を考えずに突進する勇気。向う見ずの勇気。「―をふるう」
ばん‐ゆう【盤遊】‥イウ
方々をめぐりあそぶこと。
ばんゆう‐いんりょく【万有引力】‥イウ‥
(universal gravitation)質量を有するすべての物体間に作用する引力。二つの物体の間に働く万有引力は、両物体の質量の積に比例し、距離の平方に逆比例する。ニュートンが導入し、これによって天体の運行を説明した。
⇒ばん‐ゆう【万有】
ばんゆう‐いんりょく‐ていすう【万有引力定数】‥イウ‥
万有引力の法則に現れる比例定数。基礎定数の一つ。重力定数。6.673×10−11m3/s2・kg 記号はGまたはγ
⇒ばん‐ゆう【万有】
ばんゆう‐ざいしんろん【万有在神論】‥イウ‥
(panentheism)汎神論の一つ。万有に神は宿るが、個物を越えてすべてを包括するという考え。万有内在神論。
⇒ばん‐ゆう【万有】
ばんゆう‐しんろん【万有神論】‥イウ‥
(→)汎神論に同じ。
⇒ばん‐ゆう【万有】
はん‐ユダヤ‐しゅぎ【反ユダヤ主義】
①(→)アンチ‐セミティズムに同じ。
②広く、ユダヤ人に対する反感・憎しみ・迫害。ヘレニズム・ローマ時代からキリスト教中世を経て現代に至るまで存在する。
はん‐よ【板輿】
⇒いたごし
はん‐よう【汎用】
一つのものを広く諸種の方面に用いること。「―コンピューター」
⇒はんようか‐すいでん【汎用化水田】
⇒はんよう‐き【汎用機】
はん‐よう【繁用】
用事の多いこと。繁多。
はん‐よう【藩窯】‥エウ
江戸時代、諸藩が幕府・諸侯への進物などを焼くために築いた窯かま。佐賀藩の鍋島焼の類。広くは、藩が殖産を目的に運営した窯にもいう。
ばん‐よう【万妖】‥エウ
いろいろのばけもの。
はんようか‐すいでん【汎用化水田】‥クワ‥
稲作と畑作とを交互に行いうる条件を備えた水田。
⇒はん‐よう【汎用】
はんよう‐き【汎用機】
一台で複数の作業に対応できる機械。多く、コンピューターについていう。
⇒はん‐よう【汎用】
はん‐ようし【反陽子】‥ヤウ‥
〔理〕陽子の反粒子。→反粒子
はん‐ら【半裸】
なかば裸体であること。↔全裸
ばん‐らい【万来】
多くの人が来ること。「千客―」
ばん‐らい【万雷】
多くのかみなり。転じて、大きな音の形容。「―の拍手」
ばん‐らい【万籟】
(「籟」は、ひびきの意)万物の、風に鳴る音。衆籟。
はん‐らく【反落】
(取引用語)騰貴していた相場が逆転して下落すること。↔反騰
はん‐らく【般楽】
[孟子公孫丑上]大いに楽しむこと。般遊。大楽。
はん‐らん【反乱・叛乱】
支配体制や上からの統率にそむいて乱を起こすこと。「―軍」
はん‐らん【氾濫】
①水のみなぎりあふれること。性霊集2「―として自ら逸やすし」
②洪水になること。「川が―する」
③転じて、(好ましくない)ものがあふれるほどに出回っていること。「悪書の―」
⇒はんらん‐げん【氾濫原】
はんらん‐げん【氾濫原】
河川が運搬した砕屑物さいせつぶつが堆積して河川沿いにできた平野で、高水時に水をかぶる。
⇒はん‐らん【氾濫】
はん‐り【半里】
1里の半分、すなわち18丁。
はん‐り【藩吏】
江戸時代、各藩の役人。
はん‐り【藩籬】
①まがき。
②(→)藩屏はんぺい2に同じ。
ばん‐り【万里】
1万里ほどの極めて遠い距離。「―の波濤を越える」
⇒ばんり‐どうふう【万里同風】
⇒ばんり‐の‐ちょうじょう【万里の長城】
⇒万里一条の鉄
はん‐ぺん【半片】
①一きれの半分。はんきれ。
②(「半平」とも書く。一説に、駿河国の料理人半平の創製による名という)魚のすり身にヤマノイモなどを加え、半月形・方形などに作ってゆでたもの。はんぺい。半弁はんべん。はべん。
ばん‐ぺん【万変】
さまざまに変化すること。万化。
はん‐ぼ【半簠】
飯びつ。飯器。はんぼう。浄瑠璃、鎌倉三代記「畦道伝ひ急ぎくる、昼飯ひるまの―さし担ひ」
はん‐ぽ【反哺】
[梁武帝、孝思賦「慈烏反哺以報親」](「哺」は口中にある食物)食物を口移しに食べさせる。子が成長の後、親に養育の恩を返すこと。→烏に反哺の孝あり(「烏」成句)
はん‐ぽ【半帆】
帆の片方。かたほ。狂言、祐善「弘誓の舟に―をあげて」
ばん‐ぼ【晩暮】
①夕方。夕暮。
②老年。晩年。
はん‐ぼいん【半母音】
〔言〕(semi-vowel)調音法が母音に近いが、単独では音節を作らない音。発音器官による破裂や摩擦が生じない点では子音よりも母音に似る。〔w〕〔j〕など。
はん‐ぼう【半紡】‥バウ
経糸たていとに生糸、緯糸よこいとに生糸と紡績絹糸とを混用した縮緬ちりめん。半紡縮緬。また、経に紡績綿糸、緯に手紡績綿糸を用いた白木綿織物をもいう。
はん‐ぼう【繁忙・煩忙】‥バウ
用事が多くて忙しいこと。多忙。「―を極める」
⇒はんぼう‐き【繁忙期】
はん‐ぽう【反報】
しかえし。返報。
はん‐ぽう【藩法】‥パフ
江戸時代、各藩の大名が発布した法令。
ばん‐ぼう【万望】‥バウ
是非にと願うこと。熱望。
ばん‐ぽう【万方】‥パウ
①あらゆる方面。諸方。方々。
②もろもろの国々。万国。
③種々の方法。
ばん‐ぽう【万邦】‥パウ
あらゆる国。万国。まんぽう。
ばん‐ぽう【万宝】
(マンボウとも)
①多くのたから。
②さまざまなことに重宝なこと。
ばん‐ぽう【万法】‥パフ
あらゆる法・法則・法律。→まんぼう
ばん‐ぽう【蕃邦】‥パウ
えびすのくに。外国。
はんぼう‐き【繁忙期】‥バウ‥
業務が忙しい時期。客が特に多い時期。
⇒はん‐ぼう【繁忙・煩忙】
ばんぽうせいり【万法精理】‥パフ‥
「法の精神」参照。
はん‐ぽお【半頬】‥ポホ
鉄面かなめんの一種。鉄板打出しで、頬から顎にかけておおう防御具。目の下の頬当。
バンポー【Natty Bumppo】
アメリカの小説家J.F.クーパーの五部作「革脚絆物語」の主人公。自然と正義を愛する猟師。
ばん‐ぼく【万木】
多くの木。
はん‐ほり【版彫】
①印形いんぎょうや版木はんぎを彫刻すること。また、その人。
②版彫小刀の略。
⇒はんほり‐こがたな【版彫小刀】
はんほり‐こがたな【版彫小刀】
版彫に用いる小刀。
⇒はん‐ほり【版彫】
はん‐ぽん【版本・板本】
版木に彫って印刷した書物。刊本と同義に使うこともある。→刊本
はん‐ぽん【翻本】
翻刻ほんこくした書物。翻刻本。
はん‐ま【半間】
①そろわないこと。また、そのもの。はんぱ。
②間まがぬけていること。また、そういう人。まぬけ。
ハンマー【hammer】
①金づち。木づち。
②ピアノまたはその類の楽器で、弦を打つ小槌。
③陸上競技のハンマー投の用具。金属製の球にワイヤをつけ、末端に把手とってを具えたもの。一般は全重量7.26キログラム以上、女子は4キログラム以上。
⇒ハンマー‐なげ【ハンマー投】
ハンマー‐なげ【ハンマー投】
陸上競技のフィールド競技の一つ。ハンマー3を直径2.135メートルのサークル内から体を回転させて投げ、その到達距離を競うもの。
⇒ハンマー【hammer】
はん‐まい【飯米】
飯に炊く米。〈文明本節用集〉
⇒はんまい‐のうか【飯米農家】
はんまい‐のうか【飯米農家】
自家用の米しか作れないような小農。
⇒はん‐まい【飯米】
はん‐まがき【半籬】
江戸時代の遊里で、大籬につぐ中位の遊女屋のこと。中店ちゅうみせ。
はん‐まき【半巻】
①なかば巻くこと。
②書物で、1巻の半分。
はん‐まく【半幕】
①幕一つのこと。近世の幕は左右一双で一帖といい、その半双を半幕という。
②特定の能で、登場に先立って姿を見せるために、揚幕の裾を3〜4尺ばかり揚げること。↔本幕
はん‐まと【半的】
大的おおまとの半分、すなわち直径2尺6寸の的。
はん‐み【半身】
①相手に対して身体を斜めに構えること。「―の構え」
②魚を開いたときの、2枚のうちの一方。
はん‐みち【半道】
①1里の半分。半里。
②全行程の半分。半途。
はん‐みつ【繁密】
①すき間なくしげること。
②繁雑なこと。
はん‐みょう【斑猫・斑蝥】‥メウ
コウチュウ目ハンミョウ科の甲虫の総称。また、その一種。体長約2センチメートルで美しい。山道に多く、近づくと、道路に沿って人の行く先へ飛ぶ。幼虫は土中に穴を掘ってすみ、成虫・幼虫とも食虫性。毒のあるマメハンミョウ・ツチハンミョウとは別科。ナミハンミョウ。ミチシルベ。ミチオシエ。〈[季]夏〉
はんみょう
ハンミョウ
提供:ネイチャー・プロダクション
ばん‐みん【万民】
多くの民。衆民。全国民。「―の幸福」
⇒ばんみん‐ほう【万民法】
ばん‐みん【蛮民・蕃民】
野蛮人。未開人。
ばんみん‐ほう【万民法】‥ハフ
(jus gentium ラテン)古代ローマで、ローマ市民にのみ適用された市民法に対し、それ以外の者をも適用対象とした法。その普遍的性格から自然法と同一視されることもあるが、主たる内容は取引法である。
⇒ばん‐みん【万民】
はん‐む【煩務】
わずらわしくいそがしいつとめ。
はん‐む【繁務】
いそがしいつとめ。
ハンムラビ【Hammurabi】
⇒ハムラビ
パンムンジョム【板門店】
(P‘anmunjŏm)朝鮮の開城の東約10キロメートルにある地。朝鮮戦争に際し、国連軍(アメリカ軍)側と朝鮮民主主義人民共和国・中国軍側とが休戦会談を行い、停戦協定を結んだ。現在も連絡会談・南北対話が行われる。
朝鮮戦争休戦会談 1951年11月
提供:毎日新聞社
はん‐めい【反命】
使者として遣わされた者が、帰ってその結果を報告すること。復命。
はん‐めい【判明】
①明瞭によくわかること。はっきりわかること。「真相が―する」
②〔論〕(distinct)概念の内容を構成する要素の性質が精密に認識され他と区別できること。→明晰
はん‐めい【藩命】
藩主または藩の役所の命令。
ばん‐めし【晩飯】
晩の食事。ゆうめし。
ハンメル‐ずほう【ハンメル図法】‥ヅハフ
地図投影法の一つ。ドイツのハンメル(E. Hammer1858〜1925)が考案。正積方位図法を赤道方向に2倍に拡大して全球を楕円で描く。正積図法の一つ。赤道と中央経線以外の経緯線は曲線になる。
はん‐めん【反面】
①反対の面。
②(副詞的に)反対の面から見て。「陽気な―、涙もろいところがある」
⇒はんめん‐きょうし【反面教師】
はん‐めん【半面】
①顔の半分。かためん。
②物事の片側の面。半分の面。また、相対するものの片方。片一方。片面。「真相の―しか見えない」
③隠れ忍ぶこと。
⇒はんめん‐ぞう【半面像】
はん‐めん【版面】
印刷される面。印刷版の面。はんづら。
ばん‐めん【盤面】
囲碁・将棋など、盤の表面。「―を読む」
はんめん‐きょうし【反面教師】‥ケウ‥
(第二次大戦後、中国からきた語)見習い学ぶべきではないものとして、悪い手本・見本となる事柄・人物。
⇒はん‐めん【反面】
はん‐めんしき【半面識】
[後漢書応奉伝、注]ほんのちょっと面会しただけで、その顔をおぼえていること。また、少し顔を知っているていどの間柄。
はんめん‐ぞう【半面像】‥ザウ
一つの結晶系に属する結晶の中で、完面像の半数の対称面をもつもの。
⇒はん‐めん【半面】
はん‐も【繁茂】
草木の生いしげること。「雑草が―する」
はん‐もう【反毛】
(→)再生毛に同じ。
はん‐もう【半盲】‥マウ
片方の目が見えないこと。
⇒はんもう‐しょう【半盲症】
はんもう‐しょう【半盲症】‥マウシヤウ
両眼視野の半側ずつが欠損する病症。脳腫瘍・脳出血などに起因。
⇒はん‐もう【半盲】
はん‐もく【反目】
にらみ合うこと。仲の悪いこと。「互いに―している」
ばん‐もく【万目】
多くの人の目。多くの人の見る所。衆目。まんもく。
はん‐もつ【判物】
(ハンモノとも。書判かきはんのある物の意)室町時代以降、将軍・大名などが下の者に宛てた文書で、花押かおうのあるものの総称。御判。御判物。
ばん‐もつ【万物】
⇒ばんぶつ。〈日葡辞書〉
ハンモック【hammock】
柱の間や樹陰に吊り、寝床に用いる編糸製の網。よく船中で水夫が用いる。寝網。吊床つりどこ。釣床。島崎藤村、家「三吉は南の窓に近く―を釣つた」
はん‐もと【版元・板元】
図書の発行所。出版元。
はん‐もの【判物】
⇒はんもつ
はん‐ものぐさ【半物草】
足の裏の半分までしかない短い草履。源平盛衰記36「鹿矢あまた指して―をぞはきたりける」
はん‐ももひき【半股引】
膝の上までしかない短い股引。さるももひき。
はん‐もよう【半模様】‥ヤウ
衣服の腰部から下につけた模様。裾模様。
はん‐もん【反問】
質問された相手に、逆に問いかえすこと。「そう言う君はどうなんだと―する」
はん‐もん【半文】
①1文の半分。
②ほんのわずかの金銭。半銭。
はん‐もん【判文】
判決を書いた文。判決文。
はん‐もん【斑紋・斑文】
まだらの模様。
はん‐もん【煩悶】
わずらいもだえること。もだえ苦しむこと。「―して夜も眠れない」
はんもんてん【板門店】
⇒パンムンジョム
はん‐や
肥料小屋。灰部屋。
はん‐や【半夜】
①よなか。夜半。
②(→)中夜ちゅうやに同じ。枕草子302「宮の御仏名の―の導師」
③一夜を二分したその一方。
④京の島原で、昼夜に分けて客をとった遊女。揚代格式は囲かこい女郎に準ずる。
⑤夜中までともっている灯。〈日葡辞書〉
はん‐や【版屋・板屋】
版木はんぎを彫る職業の家。また、その人。版木屋。
ばん‐や【番屋】
①番人の詰所。
②江戸時代、番太がいた小屋。好色一代女6「―の行灯の影につれ行き」
③北海道でニシン・サケ漁などの漁夫の泊まる小屋。
ばん‐や【蛮野】
(→)野蛮に同じ。
パンヤ【panha ポルトガル】
①パンヤノキの種子に生えている綿状の長軟毛。保温がよく、布団や枕の芯などに用いる。カポック。日本永代蔵4「―の括り枕」
②キワタの種子の毛。1と同様に用いる。
⇒パンヤ‐の‐き【パンヤの木】
はん‐やき【半焼き】
半分焼くこと。なまやき。
はん‐やく【反訳】
①一度翻訳された言葉や、速記などの符号で書き取ったものをもとの言葉や文字にもどすこと。反文。
②(→)翻訳ほんやくに同じ。
はん‐やく【半役】
一人分の課役の半分。→本役2
ばん‐やく【番役】
交替で順番にあたる勤務。
はん‐やけ【半焼け】
①食物などがよく焼けてないこと。なまやけ。
②火事で1軒の家が半分焼けること。はんしょう。
③半分やけくそになること。
パンヤ‐の‐き【パンヤの木】
パンヤ科の常緑高木。熱帯アジアに産し、大木になる。葉は掌状複葉。花は5弁で白く、実は長楕円形で白色長軟毛のある種子多数を入れる。材は非常に軽く、丸木舟などを作る。
⇒パンヤ【panha ポルトガル】
ばん‐やり【番槍】
①当直当番の者のために備えておく粗末な槍。
②歌舞伎の小道具。下回りの軍兵の持つ槍。
バンヤン【banyan】
ベンガル菩提樹ぼだいじゅの別称。
バンヤン【John Bunyan】
⇒バニヤン
はん‐ゆう【煩憂】‥イウ
苦しみうれえること。非常に心配すること。
ばん‐ゆう【万有】‥イウ
宇宙間にあるすべてのもの。万物。万象。一切有為。
⇒ばんゆう‐いんりょく【万有引力】
⇒ばんゆう‐いんりょく‐ていすう【万有引力定数】
⇒ばんゆう‐ざいしんろん【万有在神論】
⇒ばんゆう‐しんろん【万有神論】
ばん‐ゆう【蛮勇】
理非を考えずに突進する勇気。向う見ずの勇気。「―をふるう」
ばん‐ゆう【盤遊】‥イウ
方々をめぐりあそぶこと。
ばんゆう‐いんりょく【万有引力】‥イウ‥
(universal gravitation)質量を有するすべての物体間に作用する引力。二つの物体の間に働く万有引力は、両物体の質量の積に比例し、距離の平方に逆比例する。ニュートンが導入し、これによって天体の運行を説明した。
⇒ばん‐ゆう【万有】
ばんゆう‐いんりょく‐ていすう【万有引力定数】‥イウ‥
万有引力の法則に現れる比例定数。基礎定数の一つ。重力定数。6.673×10−11m3/s2・kg 記号はGまたはγ
⇒ばん‐ゆう【万有】
ばんゆう‐ざいしんろん【万有在神論】‥イウ‥
(panentheism)汎神論の一つ。万有に神は宿るが、個物を越えてすべてを包括するという考え。万有内在神論。
⇒ばん‐ゆう【万有】
ばんゆう‐しんろん【万有神論】‥イウ‥
(→)汎神論に同じ。
⇒ばん‐ゆう【万有】
はん‐ユダヤ‐しゅぎ【反ユダヤ主義】
①(→)アンチ‐セミティズムに同じ。
②広く、ユダヤ人に対する反感・憎しみ・迫害。ヘレニズム・ローマ時代からキリスト教中世を経て現代に至るまで存在する。
はん‐よ【板輿】
⇒いたごし
はん‐よう【汎用】
一つのものを広く諸種の方面に用いること。「―コンピューター」
⇒はんようか‐すいでん【汎用化水田】
⇒はんよう‐き【汎用機】
はん‐よう【繁用】
用事の多いこと。繁多。
はん‐よう【藩窯】‥エウ
江戸時代、諸藩が幕府・諸侯への進物などを焼くために築いた窯かま。佐賀藩の鍋島焼の類。広くは、藩が殖産を目的に運営した窯にもいう。
ばん‐よう【万妖】‥エウ
いろいろのばけもの。
はんようか‐すいでん【汎用化水田】‥クワ‥
稲作と畑作とを交互に行いうる条件を備えた水田。
⇒はん‐よう【汎用】
はんよう‐き【汎用機】
一台で複数の作業に対応できる機械。多く、コンピューターについていう。
⇒はん‐よう【汎用】
はん‐ようし【反陽子】‥ヤウ‥
〔理〕陽子の反粒子。→反粒子
はん‐ら【半裸】
なかば裸体であること。↔全裸
ばん‐らい【万来】
多くの人が来ること。「千客―」
ばん‐らい【万雷】
多くのかみなり。転じて、大きな音の形容。「―の拍手」
ばん‐らい【万籟】
(「籟」は、ひびきの意)万物の、風に鳴る音。衆籟。
はん‐らく【反落】
(取引用語)騰貴していた相場が逆転して下落すること。↔反騰
はん‐らく【般楽】
[孟子公孫丑上]大いに楽しむこと。般遊。大楽。
はん‐らん【反乱・叛乱】
支配体制や上からの統率にそむいて乱を起こすこと。「―軍」
はん‐らん【氾濫】
①水のみなぎりあふれること。性霊集2「―として自ら逸やすし」
②洪水になること。「川が―する」
③転じて、(好ましくない)ものがあふれるほどに出回っていること。「悪書の―」
⇒はんらん‐げん【氾濫原】
はんらん‐げん【氾濫原】
河川が運搬した砕屑物さいせつぶつが堆積して河川沿いにできた平野で、高水時に水をかぶる。
⇒はん‐らん【氾濫】
はん‐り【半里】
1里の半分、すなわち18丁。
はん‐り【藩吏】
江戸時代、各藩の役人。
はん‐り【藩籬】
①まがき。
②(→)藩屏はんぺい2に同じ。
ばん‐り【万里】
1万里ほどの極めて遠い距離。「―の波濤を越える」
⇒ばんり‐どうふう【万里同風】
⇒ばんり‐の‐ちょうじょう【万里の長城】
⇒万里一条の鉄
大辞林の検索結果 (2)
はん-ぷく【叛服】🔗⭐🔉
はん-ぷく [0] 【叛服】
そむくことと従うこと。
はんぷく=常(ツネ)無し🔗⭐🔉
――常(ツネ)無し
そむいたり服従したりして,その態度がきまらない。
広辞苑+大辞林に「叛服」で始まるの検索結果。