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せ・く【塞く・堰く】🔗🔉

せ・く塞く・堰く】 〔他五〕 ①さえぎりへだてる。ふさぎとめる。せきとめる。落窪物語2「牛苦しげにて、え上らねば、しりの御車共―・かれて、とどまりがちなれば」。平家物語4「馬や人に―・かれて、さばかり早き宇治河の水は上にぞ湛へたる」 ②相思の仲を妨げて逢わせないようにする。万葉集14「ゐ寝てましもの―・くと知りせば」

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せ・く【塞く・堰く】🔗🔉

せ・く [1] 【塞く・堰く】 (動カ五[四]) (1)流れをさえぎってとめる。せき止める。「石で流れを―・く」 (2)人を隔てて遠ざける。特に男女の仲についていう。「此頃叔母がお勢と文三との間を―・くやうな容子が徐々(ソロソロ)見え出した/浮雲(四迷)」 (3)涙の出るのをこらえる。「忍音(シノビネ)に泣いてゐたのが,―・きかねて/多情多恨(紅葉)」 (4)物事の進行,人の行動などをさまたげる。「思うことひとつに―・かれつつ過ぐししを/狭衣 4」 〔形容詞「狭(セ)し」と同源〕

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