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広辞苑の検索結果 (4)

えん‐そ【塩素】🔗🔉

えん‐そ塩素】 (chlorine)ハロゲン族元素の一種。元素記号Cl 原子番号17。原子量35.45。天然には食塩・塩化マグネシウムなどとして存在。二酸化マンガンに濃塩酸を加えて徐々に熱すると生じる。工業的には食塩水を電解して作る。黄緑色の気体で、悪臭がある。空気より重く、他の元素とよく化合する。酸化力強く、植物性の色素を褪色たいしょくする作用があり、酸化剤・漂白剤・消毒剤として用いる。また種々の塩化物の製造原料となる。 ⇒えんそ‐さん【塩素酸】 ⇒えんそさん‐カリウム【塩素酸カリウム】 ⇒えんそ‐ばくめいき【塩素爆鳴気】

えんそ‐さん【塩素酸】🔗🔉

えんそ‐さん塩素酸】 (chloric acid)化学式HClO 水溶液としてのみ知られている強い酸。濃縮すれば分解する。強酸化剤で、有機物に接触すると爆発的に反応する。 ⇒えん‐そ【塩素】

えんそさん‐カリウム【塩素酸カリウム】🔗🔉

えんそさん‐カリウム塩素酸カリウム】 化学式KClO 無色の光沢ある結晶。工業的には塩化カリウム水溶液を電解して作る。酸化性が強く、熱すると酸素を発生。医薬として用い、また、花火・マッチなどの原料として使用。塩素酸カリ。塩剥えんポツ⇒えん‐そ【塩素】

えんそ‐ばくめいき【塩素爆鳴気】🔗🔉

えんそ‐ばくめいき塩素爆鳴気】 塩素と水素との当量混合気体。点火によって激しく化合して爆発する。 ⇒えん‐そ【塩素】

大辞林の検索結果 (7)

えん-そ【塩素】🔗🔉

えん-そ [1] 【塩素】 〔chlorine〕 ハロゲンの一。元素記号 Cl 原子番号一七。原子量三五・四五。単位は化学式 Cl で,黄緑色の刺激臭のある気体。化学的に活性で,種々の元素と化合して塩化物をつくる。酸化力が強く漂白剤・消毒剤のほか医薬・染料の製造に用いる。毒性が強く,最初の化学兵器として第一次大戦で用いられた。

えんそ-さん【塩素酸】🔗🔉

えんそ-さん [3][0] 【塩素酸】 水溶液としてだけ存在する強い一価の酸。化学式 HClO 強い酸化作用をもち,濃いものは有機物と爆発的に化合する。

えんそ-さん-カリウム【塩素酸―】🔗🔉

えんそ-さん-カリウム [7] 【塩素酸―】 無色板状結晶。化学式 KClO 塩化カリウム濃水溶液の電解などによって得る。強い酸化剤で,有機物・赤リン・硫黄などと加熱すると爆発する。マッチ・花火・爆薬の原料,漂白剤の製造などに用いる。塩素酸カリ。塩剥(エンポツ)。

えんそ-さん-ナトリウム【塩素酸―】🔗🔉

えんそ-さん-ナトリウム [8] 【塩素酸―】 化学式 NaClO 食塩水の電解などによって得る。無色の潮解性の大きい結晶で,水に溶けやすい。マッチ・花火の原料,殺虫剤・除草剤などに用いる。

えんそ-すい【塩素水】🔗🔉

えんそ-すい [3] 【塩素水】 塩素の飽和水溶液。微黄緑色で強い塩素臭がある。強い酸化作用をもち,漂白剤や殺菌剤とする。

えんそ-ばくめいき【塩素爆鳴気】🔗🔉

えんそ-ばくめいき [6] 【塩素爆鳴気】 ⇒爆鳴気(バクメイキ)

えんそ【塩素】(和英)🔗🔉

えんそ【塩素】 《化》chlorine.→英和

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