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広辞苑の検索結果 (11)

しき‐ぶ【式部】🔗🔉

しき‐ぶ式部】 ①式部省の略。 ②女官の呼び名。紫式部・和泉式部の類。 ③明治初期、式部局(後に式部寮)に置かれた官名。 ④明治30年代、女学生の俗称。葡萄茶えびちゃ式部。夏目漱石、吾輩は猫である「今に三人が海老茶―か鼠―かになって」 ⇒しきぶ‐かん【式部官】 ⇒しきぶ‐きょう【式部卿】 ⇒しきぶ‐きょく【式部局】 ⇒しきぶ‐しょう【式部省】 ⇒しきぶ‐しょく【式部職】 ⇒しきぶ‐の‐たゆう【式部大夫】 ⇒しきぶ‐ぶし【式部節】 ⇒しきぶ‐りょう【式部寮】

しきぶ‐かん【式部官】‥クワン🔗🔉

しきぶ‐かん式部官‥クワン 明治以後の式部職の職員で、祭典・儀式・接待などをつかさどる官。 ⇒しき‐ぶ【式部】

しきぶ‐きょう【式部卿】‥キヤウ🔗🔉

しきぶ‐きょう式部卿‥キヤウ 律令制で、式部省の長官。平安時代以後、四品以上の親王を任じた。 ⇒しき‐ぶ【式部】

しきぶ‐きょく【式部局】🔗🔉

しきぶ‐きょく式部局】 太政官の一局。儀式・図書の事務をつかさどった。1871年(明治4)設置、翌年式部寮と改称。 ⇒しき‐ぶ【式部】

しきぶ‐しょう【式部省】‥シヤウ🔗🔉

しきぶ‐しょう式部省‥シヤウ 律令制の八省の一つ。国家の礼儀・儀式・選叙・考課・禄賜などのことをつかさどった。のりのつかさ。のんのつかさ。 ⇒しき‐ぶ【式部】

しきぶ‐しょく【式部職】🔗🔉

しきぶ‐しょく式部職】 宮内庁の一部局。皇室の祭典・儀式・雅楽・交際・翻訳・狩猟などをつかさどる。 ⇒しき‐ぶ【式部】

しきぶ‐の‐たゆう【式部大夫】‥タイフ🔗🔉

しきぶ‐の‐たゆう式部大夫‥タイフ 式部省の第三等官すなわち丞じょうで、五位に叙せられた者。 ⇒しき‐ぶ【式部】

しきぶ‐ぶし【式部節】🔗🔉

しきぶ‐ぶし式部節】 古浄瑠璃の一派。貞享・元禄(1684〜1704)頃、広瀬式部太夫が江戸で語った。典雅な曲風で、後の河東節に影響を与えた。 ⇒しき‐ぶ【式部】

しきぶ‐りょう【式部寮】‥レウ🔗🔉

しきぶ‐りょう式部寮‥レウ 式部局の後身。1884年(明治17)式部職と改称。 ⇒しき‐ぶ【式部】

のり‐の‐つかさ【法官・式部省】🔗🔉

のり‐の‐つかさ法官・式部省】 司法の官。律令制の式部省の異称。天智紀「法官大輔のりのつかさのおおきすけ

のん‐の‐つかさ【式部省】🔗🔉

のん‐の‐つかさ式部省】 (ノリノツカサの音便) ⇒しきぶしょう

大辞林の検索結果 (9)

しき-ぶ【式部】🔗🔉

しき-ぶ [2] 【式部】 (1)「式部省」の略。 (2)明治初期の太政官制で,式部局(のち式部寮と改称)に属し,儀式をつかさどった官。 (3)女官の呼び名。紫式部・和泉式部など。 (4)〔(3)から〕 女房のこと。「子産まぬ―の老いの果て/梁塵秘抄」

しきぶ-かん【式部官】🔗🔉

しきぶ-かん ―クワン [3] 【式部官】 もと,宮内省の式部職の職員。祭典・儀式などをつかさどった。

しきぶ-きょう【式部卿】🔗🔉

しきぶ-きょう ―キヤウ [3][0] 【式部卿】 律令制で,式部省の長官。正四位下。平安以後,親王が任じられた。

しきぶ-きょく【式部局】🔗🔉

しきぶ-きょく [3] 【式部局】 1871年(明治4)設置された太政官の一局。儀式・図書の事務をつかさどった。翌年式部寮と改称。

しきぶ-しょう【式部省】🔗🔉

しきぶ-しょう ―シヤウ [3] 【式部省】 律令制で,八省の一。左弁官に属し,礼式および文官の人事全般をつかさどり,大学寮・散位寮を管轄した。式部。のりのつかさ。のんのつかさ。

しきぶ-しょく【式部職】🔗🔉

しきぶ-しょく [3] 【式部職】 (1)宮内省の一部局。1884年(明治17)式部寮を改称して設置。宮中の祭典・礼式・交際・雅楽などをつかさどる。 (2)宮内庁の一部局。皇室の儀式・交際・翻訳・狩猟・雅楽のことにあたる。

しきぶ-りょう【式部寮】🔗🔉

しきぶ-りょう ―レウ [3] 【式部寮】 1872年(明治5)式部局を改称したもの。式部職の前身。

しきぶ-ぶし【式部節】🔗🔉

しきぶ-ぶし [0] 【式部節】 古浄瑠璃の一。貞享・元禄(1684-1704)頃,江戸の広瀬式部太夫の始めたもの。典雅な曲風で,河東節に影響を与えた。

のり-の-つかさ【式部省】🔗🔉

のり-の-つかさ 【式部省】 ⇒しきぶしょう(式部省)

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