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広辞苑の検索結果 (2)

しん‐がく【心学】🔗🔉

しん‐がく心学】 ①心を修養する学問。程朱学・陽明学の類。 ②江戸時代、神・儒・仏の三教を融合して、その教旨を平易な言葉と通俗なたとえとで説いた一種の庶民教育。修錬のためには静座などを重んじ、社会教化には道話を用いる。石田梅岩を祖とする石門心学に始まり、手島堵庵・中沢道二に伝えられ、さらに柴田鳩翁に至って大いに拡張され、一時は65カ国、149の講舎を所有。→道話

しんがくはやそめくさ【心学早染草】🔗🔉

しんがくはやそめくさ心学早染草】 黄表紙。3巻。山東京伝作。北尾政美画。1790年(寛政2)刊。寛政の改革による文芸の新動向の中に生まれた作。心学教化の意図をも見せる。

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しん-がく【心学】🔗🔉

しん-がく [0] 【心学】 (1)心を修養する学問。儒教のうちで,内面的な心を重視する陸象山・王陽明などの学問。 (2)江戸時代,享保年間(1716-1736)に興った庶民教育思想。儒・仏・神の三教を混融し,平易な道話によって道徳の実践を説いたもの。石田梅巌を祖とし,手島堵庵・中沢道二・柴田鳩翁らに受け継がれて全国に普及した。石門心学。

しんがくはやそめぐさ【心学早染草】🔗🔉

しんがくはやそめぐさ 【心学早染草】 黄表紙。三巻。山東京伝作,北尾政美画。1790年刊。当時流行した心学を趣向にしたもの。主人公理太郎の体内に悪玉が入って性格が変わるが,道理先生の教えで目がさめ,体内の悪玉も善玉によって滅ぼされる。

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