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広辞苑の検索結果 (4)

こう‐い【更衣】カウ‥🔗🔉

こう‐い更衣カウ‥ ①衣服を着替えること。ころもがえ。 ②平安時代の後宮の女官。女御にょうごの次位にあって、天皇の衣をかえることをつかさどり、天皇の寝所にも侍した。源氏物語桐壺「いづれの御時にか、女御・―あまたさぶらひ給ひけるなかに」 ⇒こうい‐しつ【更衣室】 ⇒こうい‐ばら【更衣腹】

こうい‐しつ【更衣室】カウ‥🔗🔉

こうい‐しつ更衣室カウ‥ 衣服を着替えるための部屋。 ⇒こう‐い【更衣】

こうい‐ばら【更衣腹】カウ‥🔗🔉

こうい‐ばら更衣腹カウ‥ 更衣2の腹から生まれた皇子・皇女。 ⇒こう‐い【更衣】

ころも‐がえ【衣更え・更衣】‥ガヘ🔗🔉

ころも‐がえ衣更え・更衣‥ガヘ ①衣服を着かえること。源氏物語「にび色の直衣のうし・指貫、薄らかに―して」 ②季節の変化に応じて衣服を着かえること。平安時代の公家は、4月に薄衣(袷あわせ)、5月に捻り襲がさね、6月に単襲ひとえがさね、8月1日から15日まで捻り襲、8月16日から9月8日まで生織の衣、9月9日より生織の衣の綿入れ、10月から3月まで練絹ねりぎぬの綿入れを着用。江戸時代では4月1日、10月1日をもって春夏の衣をかえる日とした。〈[季]夏〉。源氏物語明石「四月になりぬ。―の御さうぞく」 ▷現在、制服などは、6月1日と10月1日に行うことが多い。 ③外観やおもむきを変えること。「―した商店街」 ④男女が互いに衣服を交換し、共寝したこと。催馬楽、更衣「―せむやさきむだちや我が衣きぬは野原篠原」 ⇒ころも【衣】 ○衣片敷くころもかたしく 衣の片袖を敷いて寝る。ひとり寝のさまにいう。万葉集9「ころも片敷きひとりかも寝む」 ⇒ころも【衣】

大辞林の検索結果 (6)

きさらぎ【如月・衣更着・更衣】🔗🔉

きさらぎ [0] 【如月・衣更着・更衣】 陰暦二月の異名。[季]春。

きさらぎ-の-わかれ【更衣の別れ】🔗🔉

きさらぎ-の-わかれ 【更衣の別れ】 陰暦二月一五日の釈迦の入滅。また,涅槃会(ネハンエ)の異名。

こう-い【更衣】🔗🔉

こう-い カウ― [1] 【更衣】 (1)衣服を着がえること。衣がえ。着がえ。「―室」 (2)平安時代,後宮の女官の一。女御(ニヨウゴ)に次ぎ,普通五位,まれに四位。もと天皇の衣がえをつかさどったが,のち天皇の御寝に奉仕した。

こうい-ばら【更衣腹】🔗🔉

こうい-ばら カウ― 【更衣腹】 更衣{(2)}の腹に生まれた皇子・皇女。「母方も,その筋となく,物はかなき―にてものし給ひければ/源氏(若菜上)」

ころも-がえ【衣替え・更衣】🔗🔉

ころも-がえ ―ガヘ [0] 【衣替え・更衣】 (名)スル (1)衣服を着かえること。着がえ。「鈍色の直衣・指貫うすらかに―して/源氏(葵)」 (2)季節に応じて衣服や調度をかえること。平安朝では,四月一日と一〇月一日にそれぞれ夏装束・冬装束に改めた。室町・江戸時代にはさらに細かい決まりがあった。現在は制服については,六月一日と一〇月一日を目安として行われている。[季]夏。 (3)(比喩的に)建物や街路などの外装や内装を一新すること。 (4)男女が互いに衣服を取りかえて共寝すること。「―せむやさきむだちや/催馬楽」

こうい【更衣する】(和英)🔗🔉

こうい【更衣する】 change one's clothes.更衣室[劇場など]a dressing room;[体育館など]a locker room.

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