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広辞苑の検索結果 (1)
まっぽう‐しそう【末法思想】‥ポフ‥サウ🔗⭐🔉
まっぽう‐しそう【末法思想】‥ポフ‥サウ
末法に入ると仏教が衰えるとする予言的思想。中国では隋代頃に流行し、三階教や房山石経を生んだ。日本では平安後期から鎌倉時代にかけて流行し、人々を不安に陥らせる一方、仏教者の真剣な求道を生み出した。
⇒まっ‐ぽう【末法】
大辞林の検索結果 (1)
まっぽう-しそう【末法思想】🔗⭐🔉
まっぽう-しそう ―ポフ―サウ [5] 【末法思想】
〔仏〕 釈迦入滅後,五百年間は正しい仏法の行われる正法(シヨウボウ)の時代が続くが,次いで正しい修行が行われないため,悟りを開く者のない像法(ゾウボウ)の時代が一千年あり,さらに教えのみが残る末法の時代一万年を経て,教えも消滅した法滅の時代に至るとする考え。各時期の長さには諸説ある。「末法灯明記」などにより,日本では1052年を末法元年とする説が多く信じられた。平安末期から鎌倉時代にかけて広く浸透し,厭世(エンセイ)観や危機感をかきたて,浄土教の興隆や鎌倉新仏教の成立にも大きな影響を与えた。
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