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広辞苑の検索結果 (1)
うた‐がき【歌垣】🔗⭐🔉
うた‐がき【歌垣】
①上代、男女が山や市いちなどに集まって互いに歌を詠みかわし舞踏して遊んだ行事。一種の求婚方式で性的解放が行われた。かがい。古事記下「―に立ちて…美人の手を取りき」
②男女相唱和する一種の歌舞。宮廷に入り踏歌を合流して儀式化する。続日本紀30「男女二百三十人―に供奉す。…男女相並び、行を分ちて徐ろに進む。歌ひて曰く」
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うた-がき【歌垣】🔗⭐🔉
うた-がき [2] 【歌垣】
(1)古代の習俗。男女が山や海辺に集まって歌舞飲食し,豊作を予祝し,また祝う行事。多く春と秋に行われた。自由な性的交わりの許される場でもあり,古代における求婚の一方式でもあった。人の性行為が植物にも生命力を与えると信じられていたと思われる。のち,農耕を離れて市でも行われるようになった。かがい。「果して期りし所にゆきて―の衆(ヒトナカ)に立たして/日本書紀(武烈訓注)」
(2)奈良時代,大勢の男女が歌い舞う宮廷の行事。{(1)}が宮廷化されたもの。
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