うき‐き【浮木】 ①水に浮かんでいる木片。 ②いかだ。ふね。新古今和歌集雑「天の川かよふ―にこととはむ」 ⇒うきき‐の‐かめ【浮木の亀】

うきき‐の‐かめ【浮木の亀】 ^（→）「盲亀_もうきの浮木_ふぼく」に同じ。夫木和歌抄27「うかぶてふ―のあひぬれば」 ⇒うき‐き【浮木】

うけ‐き【浮木】 水の上にうかぶ木。船。うきき。神代紀下「無目堅間_{まなしかたま}を以て―に為_つくりて」

ふ‐ぼく【浮木】 水上に浮いている木。うきき。日葡辞書「マウキ（盲亀）ノフボクニアエルガゴトシ」

うき-ぎ [0] 【浮(き)木】 〔古くは「うきき」とも〕 （１）水に浮かんでいる木。ふぼく。 （２）〔海の表層を泳ぐので〕 マンボウの別名。 （３）筏(イカダ)。また，舟。「―に乗りてわれかへるらむ/源氏（松風）」

――の亀(カメ) ⇒盲亀(モウキ)の浮木(フボク)

ふ-ぼく [1][0] 【浮木】 水に浮かび漂う木。うき木。