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広辞苑の検索結果 (3)
うみ‐さち【海幸】🔗⭐🔉
うみ‐さち【海幸】
①海の獲物を取る道具。つりばり。古事記上「―をもちて魚な釣らすに」
②海で得る獲物。海産物。神代紀下「兄…自づからに―有まします」↔山幸。
⇒うみさち‐やまさち【海幸山幸】
うみさち‐やまさち【海幸山幸】🔗⭐🔉
うみさち‐やまさち【海幸山幸】
日本神話の一つ。彦火火出見尊ひこほほでみのみこと(山幸彦)が兄の火照命ほでりのみこと(海幸彦)と猟具をとりかえて魚を釣りに出たが、釣針を失い、探し求めるため塩椎神しおつちのかみの教えにより海宮に赴き、海神の女むすめと結婚、釣針と潮盈珠しおみちのたま・潮乾珠しおひのたまを得て兄を降伏させたという話。天孫民族と隼人はやと族との闘争の神話化とも見られる。また仙郷滞留説話・神婚説話・浦島伝説の先駆をなすもの。
⇒うみ‐さち【海幸】
うみ‐の‐さち【海の幸】🔗⭐🔉
うみ‐の‐さち【海の幸】
(→)「うみさち」に同じ。雨月物語4「この人、―ありて、海郎あまどもあまた養ひ」↔山の幸
大辞林の検索結果 (3)
うみさちひこ【海幸彦】🔗⭐🔉
うみさちひこ 【海幸彦】
火照命(ホデリノミコト)の別名。
うみさち-やまさち【海幸山幸】🔗⭐🔉
うみさち-やまさち 【海幸山幸】
記紀に見える神話の一。海幸彦(火照命(ホデリノミコト))と山幸彦(彦火火出見尊(ヒコホホデミノミコト))の兄弟神は弟の要求により互いの漁猟の道具を取り替える。兄の釣り針をなくした山幸彦は海神の宮殿に赴き,釣り針と潮盈珠(シオミツタマ)・潮乾珠(シオヒルタマ)を得て兄を打ち負かす。隼人族の服従を説く神話であり,また仙郷滞留説話・神婚説話・浦島伝説の先駆ともされる。
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