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広辞苑の検索結果 (6)

む‐く【無垢】🔗🔉

む‐く無垢】 ①〔仏〕煩悩ぼんのうを離れてけがれのないこと。無漏むろ。梁塵秘抄「―の浄土」。「清浄しょうじょう―」 ②心身の汚れていないこと。うぶなこと。「純真―」 ③まじりもののないこと。「―の一枚板」「金―」 ④表裏を同質同色で仕立てた着物。表着から下着まで表裏全部、白で仕立てたものを白無垢しろむくという。遊子方言「間着は、小紋―の、片袖ちがひのやうに見へ」

むく‐え【無垢衣】🔗🔉

むく‐え無垢衣】 袈裟けさの異称。

むく‐ざい【無垢材】🔗🔉

むく‐ざい無垢材】 接着剤で合成した集成材に対して、そのまま製材品として利用する木材。

むく‐さんまい【無垢三昧】🔗🔉

むく‐さんまい無垢三昧】 仏・菩薩の、煩悩のけがれのない清浄な三昧。太平記18「八王子は千手観音の垂跡、―の力を以て奈落伽の重苦を済すくふ」

むく‐せかい【無垢世界】🔗🔉

むく‐せかい無垢世界】 〔仏〕法華経提婆達多品に説く、竜女(沙竭羅しゃから竜王の娘)の成仏した世界。南方無垢世界。

むく‐ゆ【無垢湯】🔗🔉

むく‐ゆ無垢湯】 湯灌ゆかんのこと。

大辞林の検索結果 (4)

む-く【無垢】🔗🔉

む-く [1] 【無垢】 (名・形動)[文]ナリ (1)〔仏〕 欲望・執着などの煩悩(ボンノウ)がなく,清浄なこと。 (2)心身が汚れていないこと。うぶで世間ずれしていないこと。また,そのさま。「純真―」「―な娘」 (3)全く混じりもののないこと。純粋であること。「金―(=純金)」 (4)和服で,表裏を同色の無地で仕立てた長着。婚礼衣装の白無垢など。

むく-え【無垢衣】🔗🔉

むく-え [2] 【無垢衣】 〔煩悩(ボンノウ)の汚れのない衣の意〕 袈裟(ケサ)の異名。

むく-せかい【無垢世界】🔗🔉

むく-せかい [3] 【無垢世界】 〔仏〕「法華経(提婆品)」に説く,沙羯羅(シヤカラ)竜王の娘の竜女が成仏(ジヨウブツ)したという世界。

むく【無垢の】(和英)🔗🔉

むく【無垢の】 pure;→英和 spotless;→英和 unpolluted.

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