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広辞苑の検索結果 (3)

たま‐の‐お【玉の緒】‥ヲ🔗🔉

たま‐の‐お玉の緒‥ヲ ①玉をつらぬいた緒。万葉集20「玉箒たまばはき手に取るからにゆらく―」 ②(「魂の緒」の意)いのち。生命。いきのお。新古今和歌集「―よ絶えなば絶えねながらへば忍ぶる事のよはりもぞする」 ⇒たまのお‐の【玉の緒の】 ⇒たまのお‐やなぎ【玉の緒柳】

たまのお‐の【玉の緒の】‥ヲ‥🔗🔉

たまのお‐の玉の緒の‥ヲ‥ 〔枕〕 「絶ゆ」「継ぐ」「思ひ乱る」「短し」「長し」「あひだもおかず」「うつし」にかかる。万葉集11「―間も置かず見まくほり」 ⇒たま‐の‐お【玉の緒】

たまのお‐やなぎ【玉の緒柳】‥ヲ‥🔗🔉

たまのお‐やなぎ玉の緒柳‥ヲ‥ 柳枝を玉の緒に見立てていう語。新古今和歌集「さかひに立てる―」 ⇒たま‐の‐お【玉の緒】

大辞林の検索結果 (4)

たま-の-お【玉の緒】🔗🔉

たま-の-お ―ヲ [3] 【玉の緒】 (1)玉をつらぬいた糸。また,特に宝玉の首飾り。 (2)〔「魂の緒」の意〕 いのち。生命。「なかなかに恋に死なずは桑子にぞなるべかりける―ばかり/伊勢 14」 (3)植物ミセバヤの別名。[季]秋。

たまのお-の【玉の緒の】🔗🔉

たまのお-の ―ヲ― 【玉の緒の】 (枕詞) 比喩的に「長し」「短し」「絶ゆ」「乱る」「間も置かず」「継ぐ」「惜し」などにかかる。また「うつし心」(かかり方未詳)の例もある。「―長き春日を思ひ暮らさく/万葉 936」「―絶えじい妹と結びてしことは果たさず/万葉 481」「―現し心や年月の行きかはるまで妹に逢はざらむ/万葉 2792」

たまのお-やなぎ【玉の緒柳】🔗🔉

たまのお-やなぎ ―ヲ― [5] 【玉の緒柳】 〔柳の露を玉の緒に見たてた語〕 柳の美称。「山賤(ヤマガツ)の片岡かけてしむる野の境に立てる―/新古今(雑中)」

たまのおくりわけ【玉の緒繰分】🔗🔉

たまのおくりわけ タマノヲ― 【玉の緒繰分】 語学書。東条義門著。五巻。1841年刊。自著「てにをは友鏡」の解説書。本居宣長の「詞玉緒」の誤りを正し,用例を補っている。

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