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広辞苑の検索結果 (6)
り‐しょう【理性】‥シヤウ🔗⭐🔉
り‐しょう【理性】‥シヤウ
〔仏〕一切存在の本性。真如。法性。
りしょういん‐りゅう【理性院流】‥シヤウヰンリウ🔗⭐🔉
りしょういん‐りゅう【理性院流】‥シヤウヰンリウ
真言宗の事相の一派。醍醐理性院の賢覚を祖とし、京都市伏見区の理性院を本寺とする。小野六流・醍醐三流の一つ。
り‐せい【理性】🔗⭐🔉
り‐せい【理性】
〔哲〕(reason イギリス・Vernunft ドイツ)
①概念的思考の能力。実践的には感性的欲求に左右されず思慮的に行動する能力。古来、人間と動物とを区別するものとされた。「―を保つ」「―を失う」
②真偽・善悪を識別する能力。
③超自然的啓示に対し、人間の自然的な認識能力。→自然の光。
④パルメニデスやアリストテレスにおいては、絶対者を認識する能力。
⑤特にカントの用法として、ア‐プリオリな原理の能力の総称。カントは理性が認識に関わる場合を理論理性、行為の原理となる場合を実践理性と呼んだ。狭義には感性や悟性から区別され、理念によって認識を統一する能力。
⑥ヘーゲルの用法で、悟性と区別された弁証法的思考の能力。
⑦宇宙的原理。世界理性・絶対的理性などのようにいわれる。
⑧ロゴスとしての言語能力。
⇒りせい‐がいねん【理性概念】
⇒りせい‐てき【理性的】
⇒りせい‐ろん【理性論】
りせい‐てき【理性的】🔗⭐🔉
りせい‐てき【理性的】
理性に従って判断・行動するさま。
⇒り‐せい【理性】
りせい‐ろん【理性論】🔗⭐🔉
大辞林の検索結果 (6)
りしょういん-りゅう【理性院流】🔗⭐🔉
りしょういん-りゅう リシヤウ
ンリウ 【理性院流】
真言宗の一派。小野六流の一。賢覚(1080-1156)が始祖。のち,三派に分かれ現在に至る。玉心院流。

り-せい【理性】🔗⭐🔉
り-せい [1] 【理性】
(1)感情におぼれずに,筋道を立てて物事を考え判断する能力。「―をはたらかせる」「―を失う」
(2)〔哲〕
〔英 reason; (ドイツ) Vernunft〕
(ア)感覚的能力に対して,概念的に思考する能力。(イ)カントの用語。広義には,先天的能力の総称。このうち先天的認識能力を理論理性,先天的意志能力を実践理性と呼ぶ。また狭義には,感性・悟性から区別され,理念によって悟性認識を統一する能力をいう。
→感性
→悟性
(ウ)ヘーゲルの用語。抽象的概念の能力である悟性と区別される,具体的概念の能力。弁証法的思考能力。(エ)神の啓示に対して,人間の自然的知。
→自然の光
(オ)宇宙や世界を支配する原理(世界理性・絶対理性)。
りせい-てき【理性的】🔗⭐🔉
りせい-てき [0] 【理性的】 (形動)
感情に走ることなく,理性に基づいて判断し行動するさま。
⇔感情的
「―な人間」「―行動」
りせい-てき-にんしき【理性的認識】🔗⭐🔉
りせい-てき-にんしき [0] 【理性的認識】
〔哲〕 感覚器官を媒介とせず,思惟や理性のみを基礎とする認識。プラトンのイデアの認識あるいは数学的認識などがこれにあたり,通常感性的認識より高次のものとされる。
りせい-の-こうち【理性の狡智】🔗⭐🔉
りせい-の-こうち ―カウチ 【理性の狡智】
〔哲〕
〔(ドイツ) List der Vernunft〕
ヘーゲルの用語。理性(神)は自ら歴史の過程に入りこまずに,個々人の行動を手段として神の意図を実現させる,ということ。理性の詭計(キケイ)。
りせい【理性】(和英)🔗⭐🔉
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