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広辞苑の検索結果 (2)

もちい【用い】モチヰ🔗🔉

もちい用いモチヰ ①用いること。役に立つこと。つかいみち。用途。 ②尊重。〈日葡辞書〉

もち・いる【用いる】モチヰル🔗🔉

もち・いる用いるモチヰル 〔他上一〕 (元来は「持ち率る」の意で、ワ行上一段活用であったが、平安中期以降ハ行転呼の現象が生じてヰ・ヒが混同し、「もちひる」とも記されるようになり、さらにハ行上二段にも活用するようになった。また、イ・ヒ・ヰの混同により中世以降ヤ行にも活用した) ①主君などが能力を認めてつかう。特に、職務・地位につかせる。任用する。孝徳紀「要かならず臣の翼たすけを―・ゐる」。源氏物語少女「世のひが者にて才のほどよりは―・ゐられず」。太平記30「―・ゆる時は鼠も虎となり、―・ゐざる時は虎も鼠となる」。「営業課長に―・いる」 ②よしとして取り上げる。採用する。源氏物語賢木「致仕の表奉り給ふを…たびたび―・ゐさせ給はねど」。平家物語8「西国へ院宣を下されたりけれども、平家―・ゐ奉らず」。「部下の意見を―・いる」 ③役に立てて使う。使用する。平家物語3「僧都一期の間、身に―・ゐる処、大伽藍の寺物仏物にあらずと云ふ事なし」。「申込みには所定の用紙を―・いること」「兵を―・いる」「意を―・いる」

大辞林の検索結果 (2)

もち・いる【用いる】🔗🔉

もち・いる モチル [3][0] 【用いる】 (動ア上一)[文]ワ上一 〔「持ち率()る」の意〕 (1)あることをするための道具・手段・材料として使う。「運搬に車を―・いる」「ローマ字を―・いて日本語を書き表す」「ボディーにプラスチックを―・いたカメラ」 (2)人の能力を評価してある職・地位につかせる。登用する。「重く―・いる」「女はただ心ばせよりこそ世に―・ゐらるるものに侍りけれ/源氏(乙女)」 (3)(「意を用いる」などの形で)心を働かせる。「材質には十分意を―・いております」「心を―・ゐる事少しきにして/徒然 211」 (4)必要とする。多く否定の形をとる。「疑ふことを―・ゐない/伊沢蘭軒(鴎外)」 (5)他人の意見をとり上げる。尊重する。「俊寛僧都は天性不信第一の人にて,是を―・ゐず/平家 2」 〔古くはワ行上一段活用であったが,中古中期以降,ワ行とハ行との混同が生じ,「もちひる」とも表記されるようにもなり,ハ行上二段活用も生ずるようになった。また,中世にはヤ行上二段活用も生ずるに至った〕 →もちう(用ふ) →もちゆ(用ゆ)

もちいる【用いる】(和英)🔗🔉

もちいる【用いる】 use;→英和 employ (雇用);→英和 apply(適用・応用);→英和 adopt (採用).→英和

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