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す・る【摩る・擦る・磨る・擂る】🔗🔉

す・る摩る・擦る・磨る・擂る】 [一]〔他五〕 ①物と物とを力をこめて触れ合わす。こする。万葉集5「たまきはる命絶えぬれ立ちをどり足―・り叫び伏し仰ぎ胸うち嘆き」。源氏物語明石「空は墨を―・りたるやうにて日も暮れにけり」。天草本平家物語「磯に出て網人、釣人に手を―・り、膝をかがめて魚をもらひ」。歌舞伎、景清「胡弓をば人丸に―・らせ」。「マッチを―・る」 ②《擂》擂鉢・石臼などに入れて、すりつぶして細かにくだく。曠野「味噌―・る音の隣さわがし」(舟泉)。「山芋を擂鉢で―・る」「胡麻を―・る」 ③費やす。使い果たす。日葡辞書「スリキッタヒト」。「博打ばくちですっかり―・ってしまった」 ④(「掏る」と書く)人の身につけている金品を直接ひそかに盗みとる。「電車の中で財布を―・られる」 [二]〔自下二〕 ⇒すれる(下一) ⇒擦った揉んだ

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す・る【擦る・摩る・磨る・擂る】🔗🔉

す・る [1] 【擦る・摩る・磨る・擂る】 ■一■ (動ラ五[四]) (1)物を他の物に触れさせたまま,力を入れて動かす。こする。《擦・摩》「マッチを―・る」「何かで―・った傷がついている」 (2)物の面に他の物を押しつけて,くり返し動かす。こする。《磨・擦・擂》「やすりで―・る」「墨を―・る」「垢(アカ)を―・る」「足―・り叫び伏し仰ぎ/万葉 904」 〔「手をする」などは,多く「摺る」と書く〕 (3)鉢や臼の中で,つぶして細かくする。《擂》「ごまを―・る」「味噌を―・る」 (4)賭け事などに金・財産を使い果たす。《擦・摩》「競馬で―・った」 (5)貝などを漆で塗り込んで,磨き出す。「丸ぼや―・つたる鞍置いてぞ乗つたりける/平家 11」 [可能] すれる ■二■ (動ラ下二) ⇒すれる

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