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広辞苑の検索結果 (5)

まか・ず【罷出】マカヅ🔗🔉

まか・ず罷出マカヅ 〔自下二〕 (マカリイヅの約。マカンズとも発音) ①貴人の前などから退出する。宇津保物語俊蔭「片時―・でさせず召し使はせたまふ」 ②「出かける」「行く」の謙譲語。源氏物語若紫「この頃患ふ事侍るにより、かく京にも―・でねば」

まかで‐おんじょう【退出音声・罷出音声】‥ジヤウ🔗🔉

まかで‐おんじょう退出音声・罷出音声‥ジヤウ 雅楽の退場音楽。諸員の退場する時に奏する音楽と、曲中の構成部分として舞人の退場する時に奏する音楽とがあり、今はふつう後者の意。久米舞などにある。↔参入まいり音声

まかり‐い・ず【罷り出づ】‥イヅ🔗🔉

まかり‐い・ず罷り出づ‥イヅ 〔自下二〕 ①貴人の前などから退出する。源氏物語若菜上「夜に入りて楽人ども―・づ」 ②参上する。人前に出て来る。今昔物語集28「実には御前に―・でては」

まかり・でる【罷り出る】🔗🔉

まかり・でる罷り出る】 〔自下一〕 (→)「まかりいず」に同じ。

まかん・ず【罷出】マカンヅ🔗🔉

まかん・ず罷出マカンヅ 〔自下二〕 ⇒まかず

大辞林の検索結果 (2)

まか・ず【罷づ・罷出づ】🔗🔉

まか・ず マカヅ 【罷づ・罷出づ】 (動ダ下二) 〔「まかりいづ」の転。「まかんず」とも〕 (1)「出る」「去る」の謙譲語。(ア)貴人のもとから退出する。「参る人々も皆,立ちながら―・づれば/源氏(夕顔)」(イ)お暇をいただいて,去る。「暇許させ給はぬを,強ひて申してあからさまに―・でぬ/宇津保(忠こそ)」 (2)「出る」「行く」の丁寧語。出かける。「かく京にも―・でねば,頼もし所に籠りて物し侍るなり/源氏(若紫)」 (3)「下げる」の謙譲語。お下げする。「つとめてこの箱を―・でさせ給へるにぞ/源氏(葵)」

まかで-おんじょう【退出音声・罷出音声】🔗🔉

まかで-おんじょう ―オンジヤウ [4] 【退出音声・罷出音声】 雅楽で,舞人の退場音楽。また,参集者の退出の際の奏楽。後者には通常「長慶子(チヨウゲイシ)」の曲が奏される。 ⇔参人(マイリ)音声

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