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しぜん‐てつがく【自然哲学】🔗🔉

しぜん‐てつがく自然哲学】 (Naturphilosophie ドイツ)自然的諸現象を統一的かつ主として思弁的に理解しようとする哲学。自然の統一的・包括的・根源的原理を探究する哲学(例えばシェリング)。古代ギリシア哲学は、万物の根源としての実体を探究する「自然学」として誕生したが、近世における自然科学の成立・分化後には、自然科学の根本概念と根本前提とに関する理論(例えばカント)、あるいは自然認識の論理を含む自然科学の原理論(例えばバシュラール)を意味する場合もある。→科学哲学⇒し‐ぜん【自然】

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しぜん-てつがく【自然哲学】🔗🔉

しぜん-てつがく [5][4] 【自然哲学】 〔(ドイツ) Naturphilosophie〕 広く自然の事物や現象についての体系的理解および理論的考察の総称。主として,古代ギリシャ,イオニア学派の万物の根元を求める哲学や,近代では自然科学とは区別された,思弁的・哲学的な原理による自然の全体的・統一的な考察をいう(シェリング・ヘーゲルなど)。近代科学成立以前は自然科学をも包括する呼称として用いられた。

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