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広辞苑の検索結果 (5)
ぎょう‐ずい【行水】ギヤウ‥🔗⭐🔉
ぎょう‐ずい【行水】ギヤウ‥
①潔斎のため清水で身体を洗い浄めること。宇治拾遺物語1「今宵は御―も候はで」
②暑中などに、湯や水を入れたたらいに入って、身体の汗を流し去ること。〈[季]夏〉。「―を使う」「カラスの―」
⇒ぎょうずい‐ぶね【行水船】
ぎょうずい‐ぶね【行水船】ギヤウ‥🔗⭐🔉
ぎょうずい‐ぶね【行水船】ギヤウ‥
行水をする設備のある小舟。のち据すえ風呂をも備えた。江戸時代、碇泊船のあたりをこぎ回って、湯銭を取って船中の人々に入浴させた。
⇒ぎょう‐ずい【行水】
ゆく‐みず【行く水】‥ミヅ🔗⭐🔉
ゆく‐みず【行く水】‥ミヅ
流れゆく水。流水。
⇒ゆくみず‐の【行く水の】
⇒行く水に数書く
○行く水に数書くゆくみずにかずかく
はかないこと、また、つまらないことをすることのたとえ。古今和歌集恋「―よりもはかなきは」
⇒ゆく‐みず【行く水】
○行く水に数書くゆくみずにかずかく🔗⭐🔉
○行く水に数書くゆくみずにかずかく
はかないこと、また、つまらないことをすることのたとえ。古今和歌集恋「―よりもはかなきは」
⇒ゆく‐みず【行く水】
ゆくみず‐の【行く水の】‥ミヅ‥
〔枕〕
「過ぐ」「とどめかぬ」にかかる。
⇒ゆく‐みず【行く水】
ゆくもかえるも‐の‐せき【行くも帰るもの関】‥カヘル‥
(後撰集の「これやこの行くも帰るも別れては知るも知らぬも逢坂の関」という、蝉丸の歌から出た語)近江国逢坂関おうさかのせきの異称。
ゆく‐ゆく【行く行く】
①行く末。やがて。将来。玉くしげ「或は今善き事も―のためにあしく」。「―は大物になるだろう」
②(副詞的に)行きながら。顕宗紀(図書寮本)院政期点「臥しつつ泣き行ユクユク号おらびて」。「話は―しよう」
ゆくゆく‐と
〔副〕
①未詳。一説に、心が動揺しているさま。また、ずんずんの意とも。万葉集2「丹生の河瀬は渡らずて―恋痛きわがせいで通ひ来ね」
②ずんずん。遠慮せずにずかずかと。源氏物語賢木「何事にかはとどこほり給はむ、―宮にもうれへ聞え給ふ」
ゆくら‐か
揺れ動くさま。心のおちつかないさま。また、ゆっくりしたさま。ゆったり。万葉集12「漁いざりするあまの楫の音―に妹は心に乗りにけるかも」
ゆくら‐ゆくら
揺れ動くさま。心が動揺するさま。ゆらゆら。万葉集17「大船の―に下恋にいつかも来むと待たすらむ」
ゆくり【縁】
ゆかり。所縁。水鏡「事の―ありて丹後の国へ行きて」
ゆぐり
(中国・四国地方でいう)(→)「いずめ」に同じ。
ゆくり‐か
思いがけないさま。突然。何心ないさま。不用意なさま。源氏物語明石「―に見せ奉りて」。源氏物語夕霧「―にあざれたることの、まことにならはぬ御心地なれば」
ゆくり‐なく
〔副〕
思いがけず。偶然に。「―もパリで再会した」
ゆくり‐な・し
〔形ク〕
思いがけない。突然である。不用意である。土佐日記「―・く風吹きて」。源氏物語賢木「あたら、思ひやり深うものし給ふ人の、御―・くかやうなる事をりをりせさせ給ふを」
ゆ‐くわ【斎鍬】‥クハ
斎いみ浄めた鍬。神事に用いるもの。皇太神宮儀式帳「忌鍬ゆくわ」
ゆ‐ぐん【斎郡】
大嘗祭に新穀を奉るために卜定ぼくじょうされた国郡。
ゆ‐け【湯気】
入浴時の脳貧血。ゆげ。
⇒湯気に中る
ゆ‐げ【弓削】
弓を削り作ること。また、その職の人。
ゆ‐げ【湯気】
①湯・水・氷などの表面から立ちのぼる水蒸気が小さな水滴となり、白く煙のように見えるもの。「頭から―を立てて怒る」
②(→)「ゆけ」に同じ。
ゆ‐げ【遊化】
〔仏〕
①僧が遊行ゆぎょうして人を教化し善に導くこと。
②(→)遊戯ゆげに同じ。
ゆ‐げ【遊戯】
(ユケとも)
①遊び楽しむこと。ゆうぎ。栄華物語本雫「九重の宮の内に―し給ふこと」
②楽しく思うこと。よろこぶこと。栄華物語後悔大将「―しおぼいたるさまもをかし」
③〔仏〕心にまかせて、自在にふるまうこと。沙石集1「地獄に―してこそおはしませ」
ゆげい【靫負】ユゲヒ
(ユキオヒの転。古くは清音)
①古代、靫ゆぎを負って宮廷を守った者。
②特に、衛門府えもんふおよびその官人の称。→衛門府。
⇒ゆげい‐の‐かみ【靫負督】
⇒ゆげい‐の‐ちょう【靫負庁】
⇒ゆげい‐の‐つかさ【靫負司】
⇒ゆげい‐の‐みょうぶ【靫負の命婦】
⇒ゆげい‐べ【靫負部】
ゆげい‐の‐かみ【靫負督】ユゲヒ‥
衛門府の長官、衛門督えもんのかみの別称。
⇒ゆげい【靫負】
ゆげい‐の‐ちょう【靫負庁】ユゲヒ‥チヤウ
検非違使庁けびいしちょうの別称。
⇒ゆげい【靫負】
ゆげい‐の‐つかさ【靫負司】ユゲヒ‥
衛門府の別称。
⇒ゆげい【靫負】
ゆげい‐の‐みょうぶ【靫負の命婦】ユゲヒ‥ミヤウ‥
命婦(後宮女官)の名の一つ。父・兄や夫が靫負であるものの称。源氏物語桐壺「―といふをつかはす」
⇒ゆげい【靫負】
ゆげい‐べ【靫負部】ユゲヒ‥
大和政権で靫ゆぎを負って天皇や皇族を守護した品部しなべ。靫部。
⇒ゆげい【靫負】
ゆげ‐ざんまい【遊戯三昧】
遊戯ゆげにふけること。
ゆ‐げしょう【湯化粧】‥シヤウ
入浴後に化粧すること。
ゆ‐げた【井桁】
イゲタの転。天草本伊曾保物語「狐とんで―のうちにとびあがつて」
ゆ‐げた【湯桁】
湯槽ゆぶねのまわりの桁。また、湯槽。源氏物語空蝉「伊予の―もたどたどしかるまじう見ゆ」
ゆ‐げた【湯下駄】
昔、湯殿で用いた下駄。
ゆげ‐たて【湯気立て】
冬、室内の乾燥を防ぐため、暖房器に水を入れた容器をのせて湯気を立てること。〈[季]冬〉
ゆ‐けつ【輸血】
血液型の合う健康者の血液を患者の血管内に注入すること。外傷または手術による失血、胃腸出血、貧血、衰弱、種々の伝染性疾患などの場合に行う。
⇒ゆけつ‐はんのう【輸血反応】
ゆ‐けつがん【油頁岩】
(→)オイル‐シェールに同じ。
ゆけつ‐はんのう【輸血反応】‥オウ
輸血による生体の反応、特に副作用。溶血・発熱・アレルギー反応・感染など。
⇒ゆ‐けつ【輸血】
ゆくみず‐の【行く水の】‥ミヅ‥🔗⭐🔉
ゆくみず‐の【行く水の】‥ミヅ‥
〔枕〕
「過ぐ」「とどめかぬ」にかかる。
⇒ゆく‐みず【行く水】
大辞林の検索結果 (3)
ぎょう-ずい【行水】🔗⭐🔉
ぎょう-ずい ギヤウ― [0] 【行水】 (名)スル
(1)(夏の暑いときなどに)たらいに湯や日なた水を入れて汗を流すこと。[季]夏。「―を使う」
(2)(鳥などが水辺で)水浴びをすること。「烏の―」
(3)潔斎のため清水で体を洗い浄めること。
ぎょうずい-ぶね【行水船】🔗⭐🔉
ぎょうずい-ぶね ギヤウ― [5] 【行水船】
浴槽を据えた船。江戸時代,停泊中の船の人々に銭を取って入浴させたもの。湯舟。
ぎょうずい【行水(をする)】(和英)🔗⭐🔉
ぎょうずい【行水(をする)】
(have) a bath in the tub.→英和
広辞苑+大辞林に「行水」で始まるの検索結果。