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○術も術なさすべもすべなさ🔗🔉

○術も術なさすべもすべなさ どうにもしようがないことだ。万葉集18「君が心の―」 ⇒すべ【術】 すべ‐やか滑やか】 すべるさま。なめらか。すべすべ。すべらか。花鏡「五音正しく、句移りの文字ぐさりの―に聞きよくて」 すべ‐よく術よく】 さっぱりと。手際よく。歌舞伎、三人吉三廓初買「―おれに渡さにやあ、腕づくでも取らにやあならねえ」 すべ‐ら】 〔接頭〕 ⇒すめら ずべ‐ら しまりのないこと。投げやり。ずぼら。「―なやり方」 ⇒ずべら‐ぼう【ずべら坊】 すべら‐おおんかみ皇大神‥オホン‥ 天照大神あまてらすおおみかみをいう語。後拾遺和歌集神祇「いただきまつる―」 すべ‐らか滑らか】 すべすべしたさま。なめらか。 すべら‐かし 婦人のさげ髪の一種。髻もとどりの末を背後にすべらかし、長く垂れ下げるもの。すべしもとどり。おすべらかし。垂髪。好色一代男3「平もとゆひ太く―に結び下げ」 すべら‐か・す滑らかす・辷らかす】 〔他五〕 すべらせる。ずらす。中務内侍日記「母屋のみす―・して」 すべら‐がみ皇神(→)「すめがみ」に同じ。夫木和歌抄9「滝つ瀬に木綿ゆうかけ祈る―」 すべら‐ぎ】 (スベラキとも) ⇒すめらぎ。古今和歌集「今―の天の下しろしめすこと」 ⇒すべらぎ‐の‐かみ【皇の神】 ⇒すべらぎ‐の‐はな【皇の花】 すべらぎ‐の‐かみ皇の神(→)「すめがみ」に同じ。相模集「祈りしぞかし―」 ⇒すべら‐ぎ【皇】 すべらぎ‐の‐はな皇の花】 牡丹ぼたんの異称。 ⇒すべら‐ぎ【皇】 すべら・す滑らす】 〔他五〕 ①すべるようにする。すべらせる。「足を―・す」 ②言わなくてよいこと、言ってはいけないことをうっかり言葉に出してしまう。「口を―・す」「筆を―・す」 ずべら‐ぼうずべら坊‥バウ ①ずべらなこと。しまりのないこと。また、その人。 ②のっぺらぼう。 ⇒ずべ‐ら すべら‐みこと皇尊⇒すめらみこと。舒明紀「車駕すべらみこと、温湯より還ります」 すべら‐よ皇代】 天皇在位の代。すべらぎの代。謡曲、隠岐院「すべらぎの―なれど」 すべり滑り・辷り】 ①すべること。すべるさま。すべる程度。「―の悪い敷居」 ②ふとん。おすべり。 ⇒すべり‐ぎ【滑り木】 ⇒すべり‐ぐるま【滑り車】 ⇒すべり‐ごころ【辷り心】 ⇒すべり‐こみ【滑り込み】 ⇒すべり‐しんうけ【辷り心受け】 ⇒すべり‐せん【滑り線】 ⇒すべり‐だい【滑り台】 ⇒すべり‐だし【滑り出し】 ⇒すべり‐どめ【滑り止め】 ⇒すべりは‐つぎ【滑り刃継ぎ】 ⇒すべり‐ひゆ【滑莧】 ⇒すべり‐ぶた【滑り蓋】 ⇒すべり‐べん【滑り弁】 ⇒すべり‐まさつ【滑り摩擦】 スペリーRoger Wolcott Sperry】 アメリカの大脳生理学者。脳梁の切断実験により左右の大脳半球の機能分化を研究し、また、視神経の切断再生実験により、網膜の神経細胞が脳へ一対一対応で投射する機構を研究した。ノーベル賞。(1913〜1994) すべり‐い・ず滑り出づ‥イヅ 〔自下二〕 ①すべるようにして、そっと外に出る。源氏物語空蝉「単ひとえ一つを着て、―・でにけり」 ②座ったまま前に出る。蜻蛉日記「すのこに―・でて」 ③洩れて出る。生まれ出る。浄瑠璃、曾我会稽山「風に乱るる下髪の―・でたは母の腹」 すべり‐い・る滑り入る】 〔自五〕 ①すべるようにして、そっと内に入る。大和物語「やをら―・りて此の人を奥にも入れず」 ②すべって落ち込む。 すべり‐う・す滑り失す】 〔自下二〕 すべり出て、見えなくなる。目立たないように退出する。枕草子161「細殿の四の口に殿上人あまた立てり。やうやう―・せなどして」 スペリオル‐こスペリオル湖】 (Lake Superior)北アメリカ五大湖の一つ。その西端に位置し、東に流れ出た水はヒューロン湖に注ぐ。淡水湖としては世界最大。面積8万2300平方キロメートル。→五大湖(図) すべり‐ぎ滑り木】 敷居の溝底に埋めこんだ樫の薄板。建具のすべりをよくし、敷居の摩耗を防ぐ。埋樫うめがし⇒すべり【滑り・辷り】 すべり‐ぐるま滑り車(→)戸車に同じ。 ⇒すべり【滑り・辷り】 すべり‐ごころ辷り心】 うわすべりしがちでおちつかない心。うつり気。為尹ためただ千首「うき名またおちぶれやせむ元結の―は衣きぬにたまらず」 ⇒すべり【滑り・辷り】 すべり‐こみ滑り込み】 ①野球で、走者が野手のタッチを避けるなどのため、すべって塁に入ること。スライディング。「―セーフ」 ②辛うじて時刻に間に合うこと。 ⇒すべり【滑り・辷り】 すべり‐こ・む滑り込む】 〔自五〕 ①滑って入る。滑るようにして入りこむ。「2塁に―・む」「列車がホームに―・む」 ②辛うじて時刻に間に合う。「開演間際に―・む」 すべり‐しんうけ辷り心受け】 〔機〕(→)心押台しんおしだいに同じ。 ⇒すべり【滑り・辷り】 すべり‐せん滑り線】 〔機〕(slip band)表面をよく磨いた金属の試験片を引っ張って、降伏点に達すると、その力の方向に対して斜めに現れる細い線。リューダース線。 ⇒すべり【滑り・辷り】 すべり‐だい滑り台】 高い所からすべりおりる遊戯具。 ⇒すべり【滑り・辷り】 すべり‐だし滑り出し】 ①すべりだすこと。 ②物事が進行しはじめること。また、その時期。始動。でだし。「―好調」 ⇒すべり【滑り・辷り】 すべり‐どめ滑り止め】 ①すべらないようにする装置や材料。 ②受験の際、志望する学校に入れなかった場合に備えて、入れそうな学校を志願して、すべてに不合格になることを避けること。 ⇒すべり【滑り・辷り】 すべりは‐つぎ滑り刃継ぎ(→)「そぎつぎ」1に同じ。 ⇒すべり【滑り・辷り】 すべり‐ひゆ滑莧】 スベリヒユ科の一年草。世界の暖地に普通の雑草。茎は地をはい、暗紅色。葉は多肉で対生し、楕円形。夏、鮮黄色の5弁の小花を開く。果実は熟すと上半部が帽状にはずれ、種子を多数放出。茎・葉は食用、また、利尿・解毒剤にも用いる。イハイズル。漢名、馬歯莧。〈[季]夏〉 スベリヒユ 撮影:関戸 勇 ⇒すべり【滑り・辷り】 すべり‐ぶた滑り蓋(→)スライド4に同じ。 ⇒すべり【滑り・辷り】 すべり‐べん滑り弁】 蒸気機関で、蒸気口および排気口の開閉を行う箱形の弁。スライド‐バルブ。滑動弁。 ⇒すべり【滑り・辷り】 すべり‐まさつ滑り摩擦】 物体が、ある表面をすべる時、その物体に加えた力の、面に平行な成分と反対の向きに働く、面からの抵抗力。 ⇒すべり【滑り・辷り】 すべり‐よ・る滑り寄る】 〔自五〕 滑るようにして近寄る。すわったまま近寄る。にじりよる。枕草子76「蔭ながら―・りて聞く時もあり」 スペリングspelling】 ヨーロッパ語のつづり字。綴字法。スペル。 す・べる統べる・総べる】 〔他下一〕[文]す・ぶ(下二) ①個々のものを一つにする。別々のものをまとめる。大唐西域記長寛点「学ぶることは真俗を綜スヘ、信ずることは邪正を兼ねたり」。〈字鏡集〉 ②支配する。管轄する。地蔵十輪経元慶点「輪王と作りて四の洲渚を統スフべきひとなり」。「国を―・べる」 すべ・る滑る・辷る】 〔自五〕 ①物の上をなめらかに移行する。物の間を滞りなく通る。源氏物語夕顔「馬より―・りおりて」。狭衣物語4「御ぐし…取る手も―・るつやすぢの美しさなどの」。「スキーで雪山を―・る」「戸がよく―・る」 ②にじり移る。すわったまますって行く。 ③静かに退出する。源氏物語玉鬘「御使にかづけたる物を、いとわびしく傍痛しとおぼして、御気色あしければ、―・りまかでぬ」 ④足がなめらかに動いて止まらない。古今著聞集16「あわて惑ひて出づとて、其の管の小竹に―・りてまろびにけり」。「雪道で―・った」 ⑤位を降りる。退位する。平家物語1「位を―・らせ給ひて新院とぞ申しける」 ⑥生まれおちる。傾城禁短気「何処の牛の骨やらしれぬ女の腹から―・つた餓鬼を」 ⑦手に取ろうとしたものがすり抜ける。「手が―・って茶碗を落とす」 ⑧思わず言う。「口が―・って秘密を漏らす」「筆が―・る」 ⑨落第する。「入試に―・った」 ⇒すべったの転んだの スペルspell】 (「字をつづる」の意)(→)スペリングに同じ。 ⇒スペル‐チェック【spell-check】 スペル‐チェックspell-check】 欧文の文書につづりの誤りがないか確認すること。 ⇒スペル【spell】 スペルマsperma ラテン】 精子。精液。 スペルミンspermine】 分子式C10H26N 生体アミンの一種。ヒトの精子中から発見されたが、血清などほとんどすべての組織に存在する。精液の特異臭はその酸化生成物による。 すべろ‐ぎ⇒すめろぎ スペンサーHerbert Spencer】 イギリスの哲学者・社会学者。ダーウィン進化論の影響のもとに、あらゆる事象を単純なものから複雑なものへの進化・発展として捉え、生物・心理・社会・道徳の諸現象を統一的に解明しようとした。その哲学思想は明治前半期の日本に大きな影響を与えた。主著「総合哲学体系」10巻。(1820〜1903) スペンサーEdmund Spenser】 イギリスの詩人。エリザベス朝文学の代表者の一人。キリスト教倫理を豊麗な詩語と多彩な詩型で歌う。エリザベス女王をも示唆する寓意的な叙事詩「妖精の女王」のほか、詩集「牧人の暦」など。(1552頃〜1599) スペンダーStephen Spender】 イギリスの詩人・評論家。1930年代、オーデンを中心とする左翼詩人の一派に属した。53年「エンカウンター」誌の編集に参加。評論「破壊的要素」。(1909〜1995) スペンディング‐ポリシーspending policy】 不況期に大規模な財政支出を行なって景気回復を図る政策。アメリカでニュー‐ディールの一環として実施され、第二次大戦後も各国で財政による総需要の調整に用いる。 スポイトspuit オランダ】 インクや液汁を少量吸いあげて他に移し入れるのに使う、一端にゴム製の袋が付いたガラスなどの管。液汁注入器。 スポイラーspoiler】 ①航空機で、気流を乱し、揚力を減少させて抗力を増加させる装置。翼の上面に設置され、一般には可動式の板状。速度を減じたり降下したりするために用いる。 ②自動車で、空気流による揚力を減少させ、大きな駆動力でも空転しないようにするための翼。空力的固定板。 スポイルspoil】 そこなうこと。台無しにすること。甘やかしてだめにすること。「子供を―する」 ず‐ほう図法ヅハフ 図形の作り方。特に、地球表面を地図に投影する方法。円筒図法・正射図法など。 ず‐ほう修法‥ホフ 〔仏〕(スホウとも) ⇒しゅほう ず‐ぼう‥バウ (「ぼうず」を倒置した隠語)坊主のこと。東海道中膝栗毛8「三すぢほどある薄鬢うすびんのあたま、やがて―に鳴る鐘ならば」 ず‐ぼうし図法師ヅボフ‥ 治療法学習のために、身体各部を明らかに示した図。〈日葡辞書〉 スホーイSukhoi ロシア】 (設計者の名に因む)ソ連・ロシアの戦闘機の機種の一つ。 スポークspoke】 車輪の軸受からリムに向かって放射状に出ている細長い棒。輻スポークスマンspokesman】 代弁者。特に、政府などの情報・見解を発表する担当者。 スポーツsport(s)】 陸上競技・野球・テニス・水泳・ボートレースなどから登山・狩猟などにいたるまで、遊戯・競争・肉体的鍛錬の要素を含む身体運動の総称。 ⇒スポーツ‐いがく【スポーツ医学】 ⇒スポーツ‐ウェア【sportswear】 ⇒スポーツ‐カー【sports car】 ⇒スポーツ‐がり【スポーツ刈り】 ⇒スポーツ‐クラブ【sports club】 ⇒スポーツ‐シャツ【sports shirt】 ⇒スポーツ‐しんぶん【スポーツ新聞】 ⇒スポーツ‐センター【sports center】 ⇒スポーツ‐ドリンク ⇒スポーツ‐バッグ【sport(s) bag】 ⇒スポーツ‐マン【sportsman】 ⇒スポーツ‐マン‐シップ【sportsmanship】 スポーツ‐いがくスポーツ医学】 スポーツの人体に及ぼす影響、競技者の健康管理などを研究・実践する医学。運動生理学・スポーツ臨床医学などを含む。体育運動医学。 ⇒スポーツ【sport(s)】 スポーツ‐ウェアsportswear】 運動する時に着用する服の総称。また、競技の観戦者の服や活動的な服の意味にも用いる。 ⇒スポーツ【sport(s)】 スポーツ‐カーsports car】 運転を楽しむために作られた娯楽用乗用車。 ⇒スポーツ【sport(s)】 スポーツ‐がりスポーツ刈り】 男性の髪型。前髪の輪郭を四角く刈り、両側と後ろを短く刈り上げたもの。 ⇒スポーツ【sport(s)】 スポーツ‐クラブsports club】 ①学校の運動部。また、企業や地域のスポーツ活動を行う組織。 ②スポーツの講習や施設を提供する会員制組織。 ⇒スポーツ【sport(s)】 スポーツ‐シャツsports shirt】 運動用のシャツ。また、軽快な感じのシャツの総称。 ⇒スポーツ【sport(s)】 スポーツ‐しんぶんスポーツ新聞】 スポーツ報道を中心に、娯楽・芸能関係の記事で構成される新聞。スポーツ紙。 ⇒スポーツ【sport(s)】 スポーツ‐センターsports center】 各種のスポーツができるように建設された総合スポーツ施設。 ⇒スポーツ【sport(s)】 スポーツ‐ドリンク (sports drink)発汗によって失われた水分やミネラルなどを速やかに補給できるよう、成分を体液に近く調整してある清涼飲料。アイソトニック飲料。 ⇒スポーツ【sport(s)】 スポーツ‐バッグsport(s) bag】 スポーツ用品を持ち運ぶための大型のかばん。 ⇒スポーツ【sport(s)】 スポーツ‐マンsportsman】 運動競技の選手。また、スポーツの得意な人。 ⇒スポーツ【sport(s)】 スポーツ‐マン‐シップsportsmanship】 正々堂々と公明に勝負を争う、スポーツマンにふさわしい態度。 ⇒スポーツ【sport(s)】 スポーティーsporty】 スポーツ向き。服装・形などの軽快で活動的なさま。「―な乗用車」 ズボートー (drop van zoet hout オランダの略訛)オランダから渡来した去痰きょたん薬。甘草を煎じつめて製したものという。オランダたんきり。ズドーボー。誹風柳多留12「平六がとこづぼうとうよく売れる」 ずほく‐めんさい‐うきょう‐が頭北面西右脇臥ヅ‥ウケフグワ 死者の頭を北に、顔を西に向け、右わきを下にして寝かせること。釈尊入滅の時の姿勢を模したもの。頭北西面右脇臥。謡曲、白髭「八十年の春のころ、―、抜提ばつだいの波と消え給ふ」 すぼけ ①ちぢむこと。狭くなること。 ②まのぬけていること。また、その人。まぬけ。 ③包茎の俗称。 す‐ぼし角宿】 二十八宿の一つ。乙女座おとめざの首星スピカを含む部分。角かくす‐ぼし素乾し】 日光または火にあてないで乾すこと。かげぼし。 すぼ・し窄し】 〔形ク〕 ①すぼんで細い。狭い。謡曲、清経「眼裏に塵あつて三界―・く」 ②みすぼらしい。肩身が狭い。方丈記「朝夕―・き姿を恥ぢて」 ず‐ぼし図星ヅ‥ ①的まとの中心の黒点。 ②見込んだ所。人の思わくなどの、最も肝腎な所。急所。「―をつく」「どうだ、―だろう」 ⇒図星を指される

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