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広辞苑の検索結果 (3)

さいみ【貲布・細布】🔗🔉

さいみ貲布・細布】 (サヨミの転)織目の粗い麻布。夏衣などに用いる。太平記35「衣裳には―の直垂ひたたれ

さゆみ【貲布】🔗🔉

さゆみ貲布(→)「さよみ」に同じ。御伽草子、物くさ太郎「年を経て着たりける―のかたびらの、何色とも紋も見えぬに」

さよみ【貲布】🔗🔉

さよみ貲布】 (「細貲」「布」とも書く)細い麻糸で紡いだ織目の細かい上質の布。律令制で、諸国から調として徴収された。後世は太い麻糸で織った粗布の称となり、近江産のが名高い。さいみ。さゆみ。さよみのぬの。孝徳紀「一戸に貲布さよみのぬの一丈二尺」

大辞林の検索結果 (3)

さいみ【貲布・細布】🔗🔉

さいみ 【貲布・細布】 〔「さよみ」の転〕 織り目の粗い麻布。武家の下僕の夏衣,蚊帳(カヤ)などに用いられた。

さ-ゆみ【貲布】🔗🔉

さ-ゆみ 【貲布】 「さよみ(貲布)」に同じ。「いかなれば恋にむさるるたくぬののなほ―なる人の心ぞ/夫木 33」

さ-よみ【貲布】🔗🔉

さ-よみ [0] 【貲布】 〔「狭読(サヨミ)」の意〕 カラムシの繊維で細かく織った布。奈良時代に調(チヨウ)として上納された。のちには粗く織った麻布をいう。さいみ。さゆみ。さよみのぬの。

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