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広辞苑の検索結果 (5)

あと‐な・し【跡無し】(形ク)🔗🔉

あと‐な・し跡無し】 〔形ク〕 ①ゆくえが知れない。むなしくあとかたもない。万葉集3「漕ぎ去にし船の―・きがごと」 ②人跡が絶える。訪れが絶える。秋篠月清集「住みすてて人は―・き岩の戸に」 ③無実である。根拠がない。徒然草「はやく―・きことにはあらざめりとて」

あとなし‐ごと【跡無し事】🔗🔉

あとなし‐ごと跡無し事】 根拠のないこと。 ⇒あと‐なし【跡無し】

あとなし‐びと【跡無し人】🔗🔉

あとなし‐びと跡無し人】 所定めず流浪する人。放浪者。 ⇒あと‐なし【跡無し】

大辞林の検索結果 (2)

あと-な・し【跡無し】🔗🔉

あと-な・し 【跡無し】 (形ク) (1)痕跡(コンセキ)がない。あとかたもない。「漕ぎ去(イ)にし船の―・きごとし/万葉 351」 (2)むなしい。はかない。「我(ア)が恋ふる―・き恋の止まなくも怪し/万葉 2385」 (3)人の訪れることがない。「―・き里をうづむ白雪/秋篠月清集」 (4)根拠がない。事実無根だ。「―・き事にはあらざめりとて/徒然 50」

あとなし-ごと【跡無し事】🔗🔉

あとなし-ごと 【跡無し事】 (1)根拠のないこと。とりとめのないこと。「吹く風の―とけなすものもあり/おらが春」 (2)先例のないことの意か。一説に,{(1)}と同義とも。「朕(ワレ),王(オオキミ)・卿(マエツキミ)に問ふに―を以てす/日本書紀(天武訓)」

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