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広辞苑の検索結果 (8)

すべし‐もとどり【辷髻・垂髻・垂髪】🔗🔉

すべし‐もとどり辷髻・垂髻・垂髪(→)「すべらかし」に同じ。天武紀「婦女は垂髪于背すべしもとどりすること猶故もとの如くせよ」

すべ・す【辷す・滑す】🔗🔉

すべ・す辷す・滑す】 〔他四〕 (スベルの他動詞形)すべらす。すべらかしてぬぐ。源氏物語賢木「御衣を―・し置きてゐざりのき給ふに」

すべら‐か・す【滑らかす・辷らかす】🔗🔉

すべら‐か・す滑らかす・辷らかす】 〔他五〕 すべらせる。ずらす。中務内侍日記「母屋のみす―・して」

すべり‐ごころ【辷り心】🔗🔉

すべり‐ごころ辷り心】 うわすべりしがちでおちつかない心。うつり気。為尹ためただ千首「うき名またおちぶれやせむ元結の―は衣きぬにたまらず」 ⇒すべり【滑り・辷り】

すべり‐しんうけ【辷り心受け】🔗🔉

すべり‐しんうけ辷り心受け】 〔機〕(→)心押台しんおしだいに同じ。 ⇒すべり【滑り・辷り】

すべ・る【滑る・辷る】🔗🔉

すべ・る滑る・辷る】 〔自五〕 ①物の上をなめらかに移行する。物の間を滞りなく通る。源氏物語夕顔「馬より―・りおりて」。狭衣物語4「御ぐし…取る手も―・るつやすぢの美しさなどの」。「スキーで雪山を―・る」「戸がよく―・る」 ②にじり移る。すわったまますって行く。 ③静かに退出する。源氏物語玉鬘「御使にかづけたる物を、いとわびしく傍痛しとおぼして、御気色あしければ、―・りまかでぬ」 ④足がなめらかに動いて止まらない。古今著聞集16「あわて惑ひて出づとて、其の管の小竹に―・りてまろびにけり」。「雪道で―・った」 ⑤位を降りる。退位する。平家物語1「位を―・らせ給ひて新院とぞ申しける」 ⑥生まれおちる。傾城禁短気「何処の牛の骨やらしれぬ女の腹から―・つた餓鬼を」 ⑦手に取ろうとしたものがすり抜ける。「手が―・って茶碗を落とす」 ⑧思わず言う。「口が―・って秘密を漏らす」「筆が―・る」 ⑨落第する。「入試に―・った」 ⇒すべったの転んだの

[漢]辷🔗🔉

 字形 〔辶(辶)部1画/5画/7772・6D68〕 (国字) 〔訓〕すべる [意味] すべる。一文字に横に移動する。

大辞林の検索結果 (4)

すべ・す【滑す・辷す】🔗🔉

すべ・す 【滑す・辷す】 (動サ四) すべらす。「御衣(オンゾ)を―・し置きて/源氏(賢木)」 〔「すべる」に対する他動詞〕

すべら-か・す【滑らかす・辷らかす】🔗🔉

すべら-か・す [4] 【滑らかす・辷らかす】 (動サ五[四]) (1)すべらす。「(取ッタ魚ヲ)―・して逃がして/百座法談」 (2)髪をすべらかしにする。「内裏上臈の,髪も改め―・し/浄瑠璃・妹背山」

すべり【滑り・辷り】🔗🔉

すべり [3] 【滑り・辷り】 すべること。「ふすまの―を良くする」

すべ-・る【滑る・辷る・退る】🔗🔉

すべ-・る [2] 【滑る・辷る・退る】 (動ラ五[四]) (1)物の表面をなめらかに移動する。「水面を―・るように進む」 (2)とどまっていられなくて,なめらかに動く。「雪道で―・った」「皿が―・って落ちる」 (3)雪・氷の上を滑走する。「スケートで―・る」 (4)うっかり言ったり,書いたりする。「口が―・る」「筆が―・る」「口ガ…―・ッテ申シタ/日葡」 (5)試験に落ちる。「入学試験に―・る」 (6)そっと位置をかえる。そっと退席する。「嫻雅(シトヤ)かに席を―・つた/社会百面相(魯庵)」「女も夜ふくる程に―・りつつ/徒然 191」 (7)退位する。「位を―・らせ給ひて新院とぞ申しける/平家 1」 [可能] すべれる

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