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広辞苑の検索結果 (1)
れいぼ【鈴慕】🔗⭐🔉
れいぼ【鈴慕】
尺八の古典本曲の一つ。中国の河南の張伯が普化ふけ禅師の鈴の音を慕ったという伝説から名付けた宗教的な曲。普化宗で行われた曲で、地名や寺軒名を付けて「京鈴慕」「布袋ふたい軒鈴慕」などと呼ぶ。普化僧が托鉢行脚に用いる曲を「流し鈴慕」または「恋慕流し」という。
大辞林の検索結果 (2)
れいぼ【鈴慕】🔗⭐🔉
れいぼ 【鈴慕】
(1)尺八曲の一類。江戸時代の各地の普化(フケ)寺(虚無僧(コムソウ)寺)でそれぞれの基本曲とされた曲。寺の系統により多くの同名異曲があり,通常,「九州鈴慕」「松巌軒(シヨウガンケン)鈴慕」のように,地名・寺名などを冠して呼び分ける。
(2)({(1)}から転じて)尺八本曲の曲名として接尾語的に用いる語。「虚空(コクウ)鈴慕」「巣鶴(ソウカク)鈴慕」など,琴古(キンコ)流の本曲に多い。
れいぼ-ながし【鈴慕流し】🔗⭐🔉
れいぼ-ながし [4] 【鈴慕流し】
(1)鈴慕{(1)}などの尺八曲を吹きつつ托鉢(タクハツ)して歩くこと。また,それを行う虚無僧のこと。
(2)尺八の曲名。鈴慕{(1)}を特に歩行吹奏に適する吹き方にしたもの。
〔訛(ナマ)って「恋慕(レンボ)流し」ともいう〕
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