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広辞苑の検索結果 (6)
ざっ‐しき【雑色】🔗⭐🔉
ざっしき‐かんとう【雑色官稲】‥クワンタウ🔗⭐🔉
ざっしき‐かんとう【雑色官稲】‥クワンタウ
奈良時代に国郡で種々の費用にあてるために出挙すいこした稲。正税稲しょうぜいとう・公廨稲くげとう以外の郡稲・駅起稲えききとう・官奴婢食料稲・救急料稲など。雑稲。ぞうしきかんとう。
⇒ざっ‐しき【雑色】
ざっしき‐でん【雑色田】🔗⭐🔉
ざっしき‐でん【雑色田】
平安時代に、種々の費用にあてられた田地。放生田・采女田・節婦田・警固田など。ぞうしきでん。
⇒ざっ‐しき【雑色】
ざっ‐しょく【雑色】🔗⭐🔉
ざっ‐しょく【雑色】
種々まじった色。また、さまざまな色。
ぞう‐しき【雑色】ザフ‥🔗⭐🔉
ぞう‐しき【雑色】ザフ‥
(雑多な色、雑多なものの意)
①律令制で、諸司の品部しなべおよび使部しぶ。
②蔵人所くろうどどころに属する下級職員。本員数8人。代々蔵人に転ずる。
③院司・東宮・摂関家などで雑役・走使いに任じた無位の職。一般に、雑役に従う召使にもいう。能因本枕草子五月の御精進のほど「供に侍、―三人ばかり」
④鎌倉・室町幕府の雑事に当たった下級役人。走衆はしりしゅう。小舎人こどねり。
⑤江戸時代、京都所司代の下で要人の警固、布告の伝達などに当たった町役人。四座雑色。
⇒ぞうしき‐どころ【雑色所】
ぞうしき‐どころ【雑色所】ザフ‥🔗⭐🔉
ぞうしき‐どころ【雑色所】ザフ‥
雑色3の詰所。落窪物語2「―など、さまざまに物すゑなどして待ち給ふ」
⇒ぞう‐しき【雑色】
大辞林の検索結果 (4)
ざっ-しき【雑色】🔗⭐🔉
ざっ-しき 【雑色】
「ぞうしき(雑色)」に同じ。「これは御前へまゐり候―なり/曾我 5」
→ざっしょく(雑色)
ざっ-しょく【雑色】🔗⭐🔉
ざっ-しょく [0] 【雑色】
種々まざった色。
→ぞうしき(雑色)
ぞう-しき【雑色】🔗⭐🔉
ぞう-しき ザフ― 【雑色】
(1)律令制で,良民の最下位の身分である品部(シナベ)・雑戸(ザツコ)の総称。課役を免除され,主に手工業に従事した。
(2)蔵人所(クロウドドコロ)の下級官人。公卿の子弟や諸大夫が任じられた。定員八名。
(3)平安時代以後,摂関家・院の御所・諸官司で雑事をつとめた無位の者。
(4)鎌倉・室町幕府の番衆の下級役人。
(5)戦国末期から江戸時代にかけて,京都所司代の下で京都の行政・裁判・警察を助けた町役人。
ぞうしき-どころ【雑色所】🔗⭐🔉
ぞうしき-どころ ザフ― 【雑色所】
雑色{(3)}の勤務する所。政所(マンドコロ)の下にある。
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