しも‐がれ【霜枯れ】 ①霜にあって、草木などの枯れしぼむこと。〈[季]冬〉。歌経標式「―のしだり柳の」 ②「霜枯れ時」の略。 ⇒しもがれ‐どき【霜枯れ時】 ⇒しもがれ‐みつき【霜枯れ三月】

しもがれ‐どき【霜枯れ時】 ①草木が霜枯れして、さびしい景色の時節。 ②年の暮の、商売の景気がわるい時節。 ⇒しも‐がれ【霜枯れ】

しもがれ‐みつき【霜枯れ三月】 年の暮の景気がわるい3カ月。 ⇒しも‐がれ【霜枯れ】

しも‐が・れる【霜枯れる】 〔自下一〕[文]しもが・る(下二) 草木が霜にあって枯れしぼむ。枕草子67「こと花どものみな―・れたるに」

しも-がれ [0] 【霜枯れ】 （１）霜のために草木が枯れしぼむこと。冬の草木が枯れて寒々としていること。[季]冬。《―や壁のうしろは越後山/一茶》 （２）「霜枯れ時」の略。

しもがれ-どき [0][4] 【霜枯(れ)時】 （１）草木が霜で枯れて寒々とした景色の時期。冬。 （２）商売の景気の悪い時期。

しもがれ-みつき [5] 【霜枯(れ)三月】 年の暮れの景気の悪い三か月。一〇月・一一月・一二月をいう。

しも-が・れる [4] 【霜枯れる】 （動ラ下一）[文]ラ下二 しもが・る 草木が霜にあって枯れしおれる。「―・れた冬の野」

しもがれ【霜枯れの】 frostbitten;wintry.→英和 霜枯れ時 the winter season;the lean season (不況).