あお‐さぶらい【青侍】_{アヲサブラヒ} (「あおざむらい」とも) ①(青色の袍_ほうを着たからいう)公卿の家に仕えた六位の侍。 ②官位の低い若侍。宇治拾遺物語7「父母も主もなく、妻も子もなくて、只一人ある―有りけり」

あお‐ざむらい【青侍】_{アヲザムラヒ} ^（→）「あおさぶらい」に同じ。

せい‐し【青侍】 ⇒あおさぶらい。浄瑠璃、浦島年代記「当番の近習・外様、―原_ばらに至るまで」

あお-さぶらい アヲサブラヒ [3] 【青侍】 〔「あおざむらい」とも〕 （１）公卿の家に仕える六位の侍。青色の袍(ホウ)を着た。 （２）身分の低い若侍。「七大寺詣でする京家の―なんどの/太平記 2」

あお-ざむらい アヲザムラヒ [3] 【青侍】 「あおさぶらい（青侍）」に同じ。

せい-し [1] 【青侍】 〔「あおざむらい」の音読〕 公卿の家に仕えた六位の侍。青色の袍を着ていたところからいう。