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広辞苑の検索結果 (6)

とも【鞆】🔗🔉

とも】 弓を射る時に、左手首内側につけ、弦が釧くしろなどに触れるのを防ぐ、まるい皮製の具。弦が当たると音を発する。平安時代以後は武官の射礼じゃらい用の形式的弓具となった。ほむた。万葉集7「大夫ますらおの手に巻き持てる―の浦廻を」 鞆

とも‐え【鞆絵・巴】‥ヱ🔗🔉

とも‐え鞆絵・巴‥ヱ ①鞆ともの側面を図案化した文様。鞆の尾を長く引いたのを尾長鞆絵という。鞆を一つないし三つ円形に配したものを、その数によって一つ巴・二つ巴・三つ巴などという。太鼓・瓦の面などに描く。紋所としては、巻き方の向きにより左右の別があり、どちらの向きを左、右と見るかにゆれがある。 巴 ②物が円形をえがくように一方にめぐり巻くさま。 ⇒ともえ‐がも【巴鴨】 ⇒ともえ‐がわら【巴瓦】 ⇒ともえ‐せん【巴戦】 ⇒ともえ‐そう【巴草】 ⇒ともえ‐なげ【巴投げ】

とも‐ね【鞆音】🔗🔉

とも‐ね鞆音】 弓を射る時に、弦が鞆にふれて鳴る響。永久百首「春さればかた矢たばさみ―うち」

とも‐の‐うら【鞆ノ浦】🔗🔉

とも‐の‐うら鞆ノ浦】 広島県福山市南部にある海岸。仙酔せんすい島・弁天べんてん島などの島々を含む景勝地。

ほむた【鞆】🔗🔉

ほむた⇒とも。応神紀「上古の時の俗、鞆を号ひて褒武多ほむたと謂ふ」

[漢]鞆🔗🔉

 字形 〔革部5画/14画/8061・705D〕 (国字) 〔訓〕とも [意味] 弓を射るとき、弦が触れるのを防ぐために左手首につける丸い皮製の具。とも。 [解字] 革製で、形が「丙」の字に似るところから。[靹]は俗字。

大辞林の検索結果 (3)

とも【鞆】🔗🔉

とも [1][2] 【鞆】 弓を射る時,左手首につける,丸い革製の道具。弓弦で手首や手首にかけた釧(クシロ)を打つのを防ぐのに用いる。つるに打たれて高い音を発する。革ひもで結びつけた。古墳時代に行われているが,平安以後は,武官の儀仗用となった。ほむた。「ますらをの―の音すなり/万葉 76」 鞆 [図]

とも-ね【鞆音】🔗🔉

とも-ね 【鞆音】 弓を射る時,弦が鞆に触れて鳴る音。「春さればかた矢たばさみ―うち/永久百首」

ほむた【鞆】🔗🔉

ほむた 【鞆】 〔「ほむだ」とも〕 「とも(鞆)」に同じ。「宍(シシ)・腕(タダムキ)の上に生ひたり。其の形,―の如し/日本書紀(応神訓)」

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