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広辞苑の検索結果 (21)

アファナーシエフ【Aleksandr N. Afanasiev】🔗🔉

アファナーシエフAleksandr N. Afanasiev】 ロシアの民俗学者。600編以上を収録した「ロシア民話集」の編纂で知られ、ロシアのグリムとも呼ばれる。主著「スラヴ人の詩的自然観」。(1826〜1871)

アレクサンドル【Aleksandr】🔗🔉

アレクサンドルAleksandr】 (ロシア語の男子名。英語のアレキサンダーに当たる)ロシアのロマノフ朝の皇帝。 ①(1世)1812年ナポレオン1世の遠征を撃退。14〜15年ウィーン会議に出席、神聖同盟を提唱。(在位1801〜1825)(1777〜1825) ②(2世)クリミア戦争敗北後、農奴解放その他の大改革を行なったが、ポーランド反乱を弾圧し、ナロードニキに暗殺された。中央アジアやブルガリアに進出をはかる。(在位1855〜1881)(1818〜1881) ③(3世)自由思想を圧迫し、2の大改革に逆行する政策を推進。また、フランスと同盟を結び、経済成長の基礎を固めた。(在位1881〜1894)(1845〜1894)

オストロフスキー【Aleksandr N. Ostrovskii】🔗🔉

オストロフスキーAleksandr N. Ostrovskii】 ロシアの劇作家。商人の財産観・結婚観、またその旧弊に潰される者の運命を表現。ロシア‐リアリズム演劇の祖とされる。戯曲「貧乏は罪ならず」「雷雨」など。(1823〜1886)

オパーリン【Aleksandr Ivanovich Oparin】🔗🔉

オパーリンAleksandr Ivanovich Oparin】 ソ連の生化学者。モスクワ大学教授。バッハ生化学研究所長。主著「生命の起源」。(1894〜1980)

クプリーン【Aleksandr I. Kuprin】🔗🔉

クプリーンAleksandr I. Kuprin】 ロシアの小説家。代表作は、軍隊の日常を描いた「決闘」、オデッサの娼家を舞台にした「魔窟」、日本人スパイを主人公とした「ルイブニコフ大尉」など。革命後フランスに亡命。(1870〜1938)

グラズーノフ【Aleksandr Konstantinovich Glazunov】🔗🔉

グラズーノフAleksandr Konstantinovich Glazunov】 ロシアの作曲家。交響詩「ステンカ=ラージン」、バレエ音楽「四季」など。(1865〜1936)

グリーン【Aleksandr S. Grin】🔗🔉

グリーンAleksandr S. Grin】 ロシア(ソ連)の小説家。本姓グリネフスキー。架空の土地を舞台とした幻想的な作品で知られる。作「真紅の帆」「輝く世界」「波の上を駆ける女」など。(1880〜1932)

グリボエードフ【Aleksandr S. Griboedov】🔗🔉

グリボエードフAleksandr S. Griboedov】 ロシアの劇作家・外交官。デカブリストの思想に共鳴し、代表作となる喜劇「智恵の悲しみ」においてロシア知識人の運命の定型を示した。(1795〜1829)

ゲルツェン【Aleksandr Ivanovich Gertsen】🔗🔉

ゲルツェンAleksandr Ivanovich Gertsen】 ロシアの革命的民主主義者。唯物論者。ロンドンその他に長く亡命。評論誌「北極星」「鐘」を発行、ツァーリズムと農奴制に対する闘争を行なった。著「自然研究についての手紙」「過去と思索」。(1812〜1870)

ケレンスキー【Aleksandr Fyodorovich Kerenskii】🔗🔉

ケレンスキーAleksandr Fyodorovich Kerenskii】 ロシアの政治家。1917年の二月革命後、臨時政府の司法相、のち首相。十月革命により打倒されて亡命。(1881〜1970)

コロンタイ【Aleksandra Mikhailovna Kollontai】🔗🔉

コロンタイAleksandra Mikhailovna Kollontai】 ソ連の女性革命家。国家保護人民委員・スウェーデン大使などを歴任。女性問題、特に性問題について新しい見解を示した。小説「赤い恋」もある。(1872〜1952) ○転んでもただでは起きないころんでもただではおきない 欲が深く、どんな場合にも利益を得ようとする者のことをいう。 ⇒ころ・ぶ【転ぶ】

スクリャビン【Aleksandr Skryabin】🔗🔉

スクリャビンAleksandr Skryabin】 ロシアの作曲家・ピアノ奏者。複雑な和声とリズムとによる神秘思想の表現、色光鍵盤による音と色彩との結合を試みた。「法悦の詩」「プロメテウス」などの交響曲、ソナタなど多数のピアノ曲を作曲。(1872〜1915)

ソルジェニーツィン【Aleksandr I. Solzhenitsyn】🔗🔉

ソルジェニーツィンAleksandr I. Solzhenitsyn】 ロシア(ソ連)の小説家。スターリン時代の収容所体験から出発し、ソ連社会の実態を告発する作品を発表。1974年国外追放、ソ連崩壊後の94年帰国。作「イワン=デニーソヴィチの一日」「収容所群島」など。ノーベル賞。(1918〜) ソルジェニーツィン 提供:ullstein bild/APL

チャヤーノフ【Aleksandr V. Chayanov】🔗🔉

チャヤーノフAleksandr V. Chayanov】 ソ連の農学者。協同組合主義者。独特の小農理論で知られる。反革命の罪で逮捕・処刑。(1888〜1937)

トワルドフスキー【Aleksandr T. Tvardovskii】🔗🔉

トワルドフスキーAleksandr T. Tvardovskii】 ロシア(ソ連)の詩人。連作叙事詩「ワシリー=チョールキン」によってソ連の新しい庶民ヒーロー像を生んだ。文芸誌「新世界」の編集長として党官僚の圧力に抗し、「雪解け」期の開放的気運の推進力となった。(1910〜1971) ○度を失うどをうしなう 恐れや驚きで狼狽してとりみだす。夏目漱石、明暗「此この驚ろきによつて多少なりとも度を失なつた己れの醜くさを」 ⇒ど【度】

ファデーエフ【Aleksandr A. Fadeev】🔗🔉

ファデーエフAleksandr A. Fadeev】 (ファジェーエフとも)ロシア(ソ連)の小説家。プロレタリア文学の代表者としてソ連文学界の指導者的立場にあり、多くの作家たちを弾圧。スターリン死後失意、自殺。小説「壊滅」「若き親衛隊」など。(1901〜1956)

プーシキン【Aleksandr S. Pushkin】🔗🔉

プーシキンAleksandr S. Pushkin】 ロシアの詩人・小説家・劇作家。ロシア国民文学とロシア近代文章語の確立者。西欧との関係、民衆と知識人との隔絶、国家権力と個人の葛藤など、近代化にあたってロシアがかかえる問題を表現。決闘で死。数多くの抒情詩のほか、詩劇「ボリス=ゴドゥノフ」、韻文小説「エヴゲニー=オネーギン」、小説「大尉の娘」などがある。(1799〜1837)

ブローク【Aleksandr A. Blok】🔗🔉

ブロークAleksandr A. Blok】 ロシア象徴派の詩人。神秘的・夢想的な抒情詩「美しき貴婦人の歌」から出発し、次第にロシアの抱える現実の社会問題に直面して、叙事詩「報い」「十二」などへ作風を転換。(1880〜1921)

ボロディン【Aleksandr Porfir'evich Borodin】🔗🔉

ボロディンAleksandr Porfir'evich Borodin】 ロシアの作曲家。国民楽派の五人組の一人。交響詩「中央アジアの草原にて」、歌劇「イーゴリ公」など。ボロジン。(1833〜1887) ボロディン 提供:Lebrecht Music & Arts/APL →歌劇「イーゴリ公」 ダッタン人の踊り 提供:コロムビアミュージックエンタテインメント(株)

ヤコヴレフ【Aleksandr N. Yakovlev】🔗🔉

ヤコヴレフAleksandr N. Yakovlev】 ソ連・ロシアの歴史学者・政治家。ペレストロイカのイデオローグとして活躍。(1923〜2005)

ラジーシチェフ【Aleksandr Nikolaevich Radishchev】🔗🔉

ラジーシチェフAleksandr Nikolaevich Radishchev】 ロシアの思想家。「ペテルブルグからモスクワへの旅」で農奴制と専制政治の悪を暴露して流刑。(1749〜1802)

大辞林の検索結果 (24)

アファナーシエフAleksandr Nikolaevich Afanas'ev🔗🔉

アファナーシエフ Aleksandr Nikolaevich Afanas'ev (1826-1871) ロシアの民俗学者。ロシアの神話学派の代表者の一人。主要な著作は,ロシア民話を集大成した「ロシア民話集」や,大部の研究書「スラブ人の詩的自然観」など。

アレクサンドルAleksandr🔗🔉

アレクサンドル Aleksandr ロシアの皇帝。 (1)(一世)(1777-1825)(在位 1801-1825)。ナポレオン軍を退却させ,ウィーン会議で神聖同盟を結んだ。 (2)(二世)(1818-1881)(在位 1855-1881)。農奴解放令をはじめ地方自治・裁判・軍制などの改革を断行,南進を企てロシア-トルコ戦争に勝利。ポーランドの反乱以後は苛酷(カコク)な弾圧政治に転換,暗殺された。 (3)(三世)(1845-1894)(在位 1881-1894)。革命運動の抑圧・地方自治の制限など反動政策を進め専制を強化。フランスと同盟し,その資金を導入してシベリア鉄道を起工,資本主義発展の道を開く。

アレクサンドロスAleksandros🔗🔉

アレクサンドロス Aleksandros (前356-前323) マケドニアの国王(在位 (前336-前323))。フィリッポス二世の子。遠征軍を率いてペルシャを滅ぼし,インドのパンジャブ地方まで進出。ギリシャとオリエントを含む空前の大帝国を建設し,東西文化の融合を図りヘレニズムの下地を作る。凱旋(ガイセン)後急逝し,帝国は分裂した。アレキサンダー大王。

オパーリンAleksandr Ivanovich Oparin🔗🔉

オパーリン Aleksandr Ivanovich Oparin (1894-1980) ソ連の生化学者。地球上における生命の起源について論じ,コアセルベート説をたてた。世界平和運動にも活躍。著「生命の起源」

クプリーンAleksandr Ivanovich Kuprin🔗🔉

クプリーン Aleksandr Ivanovich Kuprin (1870-1938) ロシアの小説家。多彩な職業経験を土台に自然主義の手法で人間の悲惨を鋭く描いた。長編に「決闘」「魔窟」など。

グラズノフAleksandr Konstantinovich Glazunov🔗🔉

グラズノフ Aleksandr Konstantinovich Glazunov (1865-1936) ロシアの作曲家。ロシア国民音楽と西欧音楽の様式を総合し,ロシア音楽のアカデミズムを大成。交響詩「ステンカ=ラージン」など。

グリーンAleksandr Stepanovich Grin🔗🔉

グリーン Aleksandr Stepanovich Grin (1880-1932) ソ連の小説家。ソ連には珍しい幻想的な作風で,架空の土地を舞台にしたロマンティックな作品を数多く書いた。代表作「波の上を駆ける女」「真紅の帆」「輝く世界」

グリボエードフAleksandr Sergeevich Griboedov🔗🔉

グリボエードフ Aleksandr Sergeevich Griboedov (1795-1829) ロシアの劇作家・外交官。農奴制社会を批判した「知恵の悲しみ」で名高い。ペルシャで暴徒に殺された。

ゲルツェンAleksandr Ivanovich Gertsen🔗🔉

ゲルツェン Aleksandr Ivanovich Gertsen (1812-1870) ロシアの革命的思想家・作家。農村共同体を基盤とする社会主義国家の実現を模索し,ナロードニキ思想の先駆となる。著「過去と思索」,小説「誰の罪か」など。

ケレンスキーAleksandr Fyodorovich Kerenskii🔗🔉

ケレンスキー Aleksandr Fyodorovich Kerenskii (1881-1970) ロシアの政治家。社会革命党の指導者として三月革命後の臨時政府に入閣。首相などを務めたが,ボルシェビキ弾圧や戦争継続などの政策をとり,十一月革命で排除され亡命。

コロンタイAleksandra Mikhailovna Kollontai🔗🔉

コロンタイ Aleksandra Mikhailovna Kollontai (1872-1952) ソ連の政治家。女性初の人民委員となり,各国大使を歴任。女性問題に関する著述も多く,特に小説「赤い恋」は性の自由を説き,反響を呼んだ。

スクリャービンAleksandr Skryabin🔗🔉

スクリャービン Aleksandr Skryabin (1872-1915) ロシアの作曲家・ピアノ奏者。神秘主義思想に裏づけられた強烈な色彩感と独特な和声法を特徴とする。一〇曲のピアノ-ソナタ,三つの交響曲,管弦楽曲「法悦の詩」など。

セラフィモービチAleksandr Serafimovich🔗🔉

セラフィモービチ Aleksandr Serafimovich (1863-1949) ソ連の小説家。本名ポポフ。労働者・農民の闘いを描くプロレタリア文学の中心的作家。代表作「荒野の町」「鉄の流れ」

ソクーロフAleksandr Nikolaevich Sokurov🔗🔉

ソクーロフ Aleksandr Nikolaevich Sokurov (1951- ) ロシアの映画監督。検閲の圧力にも屈せず,商業主義にも走らず,独自のビジョンを追求。監督作品「孤独な声」「日蝕の日々」「静かな頁」「石」など。

ソルジェニーツィンAleksandr Isaevich Solzhenitsyn🔗🔉

ソルジェニーツィン Aleksandr Isaevich Solzhenitsyn (1918- ) ロシア連邦の小説家。人間性の回復を追求した,ソ連共産党の独裁体制批判の作品群で知られる。1974年国外追放後はアメリカに住み,94年ロシアに帰国した。スターリン時代の強制収容所の実態を描いた「イワン=デニーソビチの一日」のほか,「ガン病棟」「煉獄のなかで」「収容所群島」など。

ダルゴムイシスキーAleksandr Sergeevich Dargomyzhskii🔗🔉

ダルゴムイシスキー Aleksandr Sergeevich Dargomyzhskii (1813-1869) ロシアの作曲家。ロシア国民楽派の先駆者として,ムソルグスキーやリムスキー-コルサコフなどロシア五人組に強い影響を及ぼす。オペラ「ルサルカ」「石像の客」など。

チャヤーノフAleksandr Vasil'evich Chayanov🔗🔉

チャヤーノフ Aleksandr Vasil'evich Chayanov (1888-1939頃) ロシアの農業経済学者。モスクワ生まれ。革命後,農業政策にかかわる要職を歴任するが,反革命のかどで逮捕後消息不明。ロシア農業の実態を分析し,小農主義理論を展開。著「小農経済の原理」「農民ユートピア国旅行記」

トワルドフスキーAleksandr Trifonovich Tvardovskii🔗🔉

トワルドフスキー Aleksandr Trifonovich Tvardovskii (1910-1971) ソ連の詩人。ロシアの一兵卒を主人公とした連作詩「ワシーリイ=チョールキン」で国民的人気を博す。また文芸月刊誌「新世界」の編集長として,ソ連文芸自由化のために貢献した。

ファジェーエフAleksandr Aleksandrovich Fadeev🔗🔉

ファジェーエフ Aleksandr Aleksandrovich Fadeev (1901-1956) ソ連の作家。反革命軍と日本軍とに挟撃されたパルチザンの悲劇を描く「壊滅」で,若くして文名を確立。文壇の要職にあったが,スターリン批判直後に自殺。

プーシキンAleksandr Sergeevich Pushkin🔗🔉

プーシキン Aleksandr Sergeevich Pushkin (1799-1837) ロシアの詩人・小説家。ロシアにおける近代文章語と国民文学の確立者。妻とフランス士官の醜聞にまきこまれ,決闘により死亡。韻文小説「エフゲニー=オネーギン」,小説「ベールキン物語」「スペードの女王」「大尉の娘」,史劇「ボリス=ゴドノフ」など。

ブロークAleksandr Aleksandrovich Blok🔗🔉

ブローク Aleksandr Aleksandrovich Blok (1880-1921) ロシアの詩人。神秘的な象徴主義から転じて次第に社会的・政治的関心を深めた。象徴詩「麗しい淑女についての詩」,戯曲「薔薇と十字架」,十一月革命に際しての叙事詩「十二」,論文「インテリゲンチャと革命」など。

ポポフAleksandr Stepanovich Popov🔗🔉

ポポフ Aleksandr Stepanovich Popov (1859-1905) ロシアの電気技術者。コヒーラー検波器を用いた受信機などを発明した。無線通信の先駆者。

ボロディンAleksandr Porfir'evich Borodin🔗🔉

ボロディン Aleksandr Porfir'evich Borodin (1833-1887) ロシアの作曲家。生涯,有機化学の研究を続けながらロシア民族音楽の創造に努力し,社会改革運動にも活躍した。ロシア国民学派の五人組の一人。代表作,オペラ「イーゴリ公」,交響詩「中央アジアの草原にて」など。

ラジーシチェフAleksandr Nikolaevich Radishchev🔗🔉

ラジーシチェフ Aleksandr Nikolaevich Radishchev (1749-1802) ロシアの思想家・小説家。啓蒙思想の影響を受け「ペテルブルクからモスクワへの旅」で農奴制と専制を糾弾,のちのデカブリストらに影響を与えた。

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