ぐう‐わ【寓話】 (fable)教訓または諷刺を含めたたとえ話。動物などを擬人化したものが多い。「イソップ―」

ハビアン【Fabian】 近世初期の日本人イエズス会士。イルマン。不干斎ハビアンと称。護教の書「妙貞問答」を著したが、のち棄教し、反キリシタン書「破提宇子_{はだいうす}」を刊行。（1565〜1621）

ファブリック【fabric】 織物。布地。

フェーブル【fable】 寓話。たとえ話。

フェビアン‐きょうかい【フェビアン協会】_{‥ケフクワイ} (Fabian Society)1884年に設立されたイギリスの改良主義的な社会主義団体。バーナード=ショー・ウェッブ夫妻らが指導。国民を説得することにより、政治機構の完全な民主化、産業の社会化を漸進的に実現することを目的とする。古代ローマの執政官ファビウスの名に因む。

ハビアン Fabian (1565-1621) 日本人イエズス会士。イルマン。若狭または加賀の人。号，不干斎。禅僧からキリシタンとなり，キリスト教教義の解説書「妙貞問答」を著す。のち棄教して反キリシタン書「破提宇子(ハダイウス)」を著す。巴鼻庵。

ファブリカ Fabrica 解剖書。ベサリウス著。1543年刊。正称「人体の構造について」。精密な解剖図と記述により，中世から近代医学への分水嶺となった医書。

ファブリツィウス Fabricius （１）〔David F.〕 (1564-1617) ドイツの天文学者・神学者。ブラーエに師事。くじら座の恒星ミラの周期的変光を発見したほか，ハレー彗星の観測などを通じて，ギリシャ以来の天界恒常観に衝撃を与えた。 （２）〔Johannes F.〕 (1587-1615) ドイツの天文学者。{（１）}の息子。望遠鏡による太陽黒点の観測を行い，ガリレイ同様，その移動から太陽の自転を主張した。

ファブリック [1] fabric 織物。編物。布地。繊維製品。「インテリア-―」

フェーブル [1] fable 寓話(グウワ)。

Fa・bi・an[fibin] a.,n.持久戦的な;フェビアン協会の(会員).

Fa・bi・an・ism n.フェビアン主義.

Fbian Socety, the フェビアン協会<英国の漸進的社会主義主張の団体>.

fa・ble→音声 n.,vt.,vi.寓話(ぐうわ)(を話す);作り話(をする),うそ(を言う);<集合>伝説,神話.

fa・bled[-d] a.物語で有名な;架空の.

fab・li・au[fbliou] n.(pl.〜x[-z]) (中世フランスの)こっけいで風刺的な物語詩.

fab・ric→音声 n.組織,構造;骨組み;建造物;織物〔地〕.

fab・ri・cate→音声 vt.組立てる;(物語を)作る,でっちあげる;(文書を)偽造する.

fab・u・list[fbjulist] n.寓話(ぐうわ)作者;うそつき.

fab・u・lous→音声 a.寓話〔伝説〕的な;信じがたい;<話>すばらしい.