サアディー【Sa‘dī】 イランの教訓・道徳詩人。神秘主義の教養を積み、三十余年諸国を放浪して得た貴重な体験を代表作「果樹園」「薔薇_ばら園」に著す。（1213頃〜1291頃）

サディスト【sadiste フランス・sadist イギリス】 サディズムの性向を持つ人。サド。↔マゾヒスト

サディズム【sadism】 (フランスの作家サドの名に由来)他者を精神的・肉体的に虐げることによって満足を得る性的倒錯。転じて、一般に嗜虐的傾向をいう。サド。↔マゾヒズム

サドカイ‐は【サドカイ派】 (Sadducees)イエス時代のユダヤ教の三大教派の一つ。モーセ五書だけを正典とし、復活や天使を否認。祭司層が多かった。→ファリサイ派→エッセネ派

サドル【saddle】 ①鞍_くら。 ②自転車などの腰掛台。

フセイン【Ṣaddām Ḥusayn al-Takrītī】 (フサインとも)イラクの政治家。1979年大統領に就任。90〜91年のクウェート併合が湾岸戦争を招き、敗北。2003年アメリカ軍により拘束、のちイラク高等法廷で死刑。（1937〜2006） フセイン 提供：ullstein bild/APL

ヘダーヤト【Ṣādeq Hedāyat】 イランの小説家。テヘラン出身、パリで自殺。短編「盲目の梟_ふくろう」、民俗誌「不思議の国」など。（1903〜1951）

サアディー Sa‘d 一三世紀イランの詩人。二十年余にわたりインドから北アフリカまで放浪。「果樹園」「薔薇(バラ)園」は教訓・警句・逸話の宝庫。生没年未詳。

サディスティック [4][2] sadistic （形動） サディズムの傾向があるさま。 ⇔マゾヒスティック

サディスト [2] sadist サディズムの傾向にある人。サド。 ⇔マゾヒスト

サディズム [2] sadism 〔フランスの作家サドの名にちなむ〕 相手に肉体的・精神的苦痛を与えることで，性的満足を得る異常性欲。サド。 ⇔マゾヒズム

サドル [0] saddle 〔鞍(クラ)の意〕 自転車・オートバイなどの，腰をのせる台。

サドル-シューズ [4] saddle shoes 甲革部分にサドルのような飾り革のついた，紐つきの短靴。サドル-オックスフォード-シューズ。

SADC Southern African Development Community 南部アフリカ開発共同体。経済的統合を目的にタンザニア・ザンビア・アンゴラなどが1992年設立。

sad→音声 a.(-dd-) 悲しい;悲しんでいる;にぶい色の,くすんだ;<話>ひどい,あきれた,みじめな. ◎a sadder and a wiser man 苦労人. ◎in sad earnest 真剣に.

sad・den[sdn] vt.,vi.悲しくする〔なる〕;くすませる,くすむ.

sad・dle→音声 n.(馬の)くら;(自転車の)サドル;(ヒツジなどの)くら下肉;くら形の物;(峰と峰の間の)鞍部(あんぶ). ◎in the saddle 馬に乗って;権力を握って.

sad・dle・bag[-b] n.くら袋;(自転車用の)バッグの一種.

sad・dle・bow[-bou] n.くらの前輪.

sad・dle・cloth[-kl(:)] n.くらの下敷.

sddle hrse 乗用馬.

sad・dler[-r] n.馬具屋〔工〕.

sd・dler・y[sdlri] n.馬具製造業〔販売店〕;<集合>馬具類.

sddle shes <米>サドルシューズ<ツートンカラーのひも靴>.

sddle sre くらずれ.

sddle sttch (製本で)くら形綴じ.

sad・dle・tree[-tri:] n.くら枠(わく).

sd dg やくざ者.

Sad・du・cee[sdusi:/-dju-] n.サドカイ教徒.

sa・dhu[s:du:] n.(ヒンズー教の)托鉢僧.

sad・ism[sdizm] n.サディズム,加虐変態性欲;(一般に)残虐(行為)(masochism の対).

sad・ly→音声 ad.悲〔痛ま〕しく;不幸〔運〕にも.

sd sck <米俗>のろまな兵隊.