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ぐんようをかってもうこをせむ【群羊を駆って猛虎を攻む】▽中国🔗⭐🔉
ぐんようをかってもうこをせむ【群羊を駆って猛虎を攻む】▽中国
《多くの羊を駆り集めて一匹のたけだけしいとらを攻めるの意》
多くの弱小国を連合させて強国に対抗することのたとえ。
弱小国をいくら多く連合させても強国には対抗できないということのたとえ。
《参考》
戦国時代の外交問題専門の遊説家張儀(チョウキ゛)が、西方の強大国秦(シン)のために、合従(カ゛ッショウ)策(=秦に対抗して弱小国が同盟しようとする策)を打破して、連衡(レンコウ)策(=弱小国が連合して秦と同盟しようとする策)を成立させようと、楚(ソ)の懐王を説得して言ったことば。
《出典》
夫(ソ)レ従(ショウ)ヲ為(ナ)ス者ハ、以(モッ)テ群羊ヲ駆ッテ猛虎ヲ攻ムルニ異ナル無シ。夫レ虎ノ羊ニ与(オ)ケル、格セズシテ明ラカナリ。〔戦国策(センコ゛クサク)・楚〕
ことわざ ページ 173 での【群羊を駆って猛虎を攻む】単語。