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ふうばぎゅう【風馬牛】🔗🔉

ふうばぎゅう【風馬牛】 自分とはなんの関係もないということ。また、そういう態度をとること。 ◎「風する馬牛も相及ばず」からできたことば。「風する」は、さかりのついた動物の雌雄が互いに呼び合う意。そうした馬や牛の雌雄が互いに相手を求めて呼び合っても、その声が届かない遠く離れた所にいては、なんのかかわりもないということから。 〔出〕春秋左伝 〔例〕風馬牛と聞き流す。

ふうふげんかはいぬもくわぬ【夫婦喧嘩は犬も食わぬ】🔗🔉

ふうふげんかはいぬもくわぬ【夫婦喧嘩は犬も食わぬ】 夫婦喧嘩はたいてい取るに足らないことが原因で起こり、どうせそのうち仲直りするのが落ちだから、他人がはたからとやかく口を出したり仲裁をしたりするのはばかばかしいということ。 ◎なんでも拾って食べてしまう食い意地の張った犬でさえ、夫婦喧嘩には見向きもしないの意から。 〔較〕One should not interfere in lovers" quarrels.(痴話喧嘩に干渉すべからず)

ふうふげんかもないからおこる【夫婦喧嘩もないから起こる】🔗🔉

ふうふげんかもないからおこる【夫婦喧嘩もないから起こる】 夫婦喧嘩も金がないから起こるので、豊かならば起こらないということ。 〔較〕There must be more than four legs abed to keep a household.(世帯を持つにはベッドの中の四本の足だけでは足りない)

ふうふはあわせもの はなれもの【夫婦は合わせ物 離れ物】🔗🔉

ふうふはあわせもの はなれもの【夫婦は合わせ物 離れ物】 夫婦は他人どうしがいっしょになったもの。だから、たとえ別れることがあってもなんら不思議はないということ。 〔類〕合わせ物は離れ物/合うは別れの始め

ふうふはにせ【夫婦は二世】🔗🔉

ふうふはにせ【夫婦は二世】 →親子は一世夫婦は二世主従は三世

ふうりんかざん【風林火山】🔗🔉

ふうりんかざん【風林火山】 戦国時代の甲斐国(かいのくに)(現在の山梨県)の武将、武田信玄(たけだしんげん)が軍旗に記していたことで知られることば。 ◎「其(そ)の疾(はや)きこと風の如(ごと)く、其の徐(しず)かなること林の如く、侵掠(しんりゃく)すること火の如く、動かざること山の如し」という「孫子」のことばから、風・林・火・山の四文字を抜き取ったもの。

ことわざ ページ 1053