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ふわらいどう【付和雷同】🔗⭐🔉
ふわらいどう【付和雷同】
定見を持たず、他人の意見に軽々しく同調すること。
◎「付和」は他人に付き従って調子を合わせる、「雷同」は雷鳴に万物が応じて響くの意。単に「雷同」とも言う。なお「不和雷同」と書き誤らないように注意。
ふんかざんのうえでおどる【噴火山の上で踊る】🔗⭐🔉
ふんかざんのうえでおどる【噴火山の上で踊る】
非常に危険な状態におかれていることに気づかずにのんきに好きかってなことをしているたとえ。
◎ナポレオン没落後のフランスでは王政復古がおこなわれ、貴族たちは毎夜のように舞踏会を開いていた。民衆の不満はつのるばかりで、政情がきわめて悪かったとき、舞踏会の席上で、サルバンディ伯が「我々は噴火山の上で踊っているのだ」と言ったと伝えられることばから。フランス語は Nous dansons sur un volcan.
ふんけいのまじわり【刎頸の交わり】🔗⭐🔉
ふんけいのまじわり【刎頸の交わり】
きわめて親しく、堅い交わりのこと。
◎「刎頸」は頸(くび)(首)を刎(は)ねること。相手のために首を刎ねられても悔いのない交わりの意から。なお、この交わりを結ぶ親友を「刎頸の友」と言う。
〔出〕史記
〔類〕金石の交わり/管鮑の交わり
ふんこつさいしん【粉骨砕身】🔗⭐🔉
ふんこつさいしん【粉骨砕身】
力の続く限り、全力を尽くして事に当たること。
◎骨を粉にし、身を砕くほど努力するの意から。なお「粉骨砕心」と書き誤らないように注意。
〔例〕「粉骨妻新入り聟(むこ)は皮ばかり」(古川柳)
ふんしょこうじゅ【焚書坑儒】🔗⭐🔉
ふんしょこうじゅ【焚書坑儒】
思想・言論・学者などに対する激しい弾圧のたとえ。
◎「焚書」は書物を焼き棄てること。「坑儒」は儒学者を穴埋めにすること。中国秦(しん)の始皇帝(しこうてい)が、自分の政策に批判的な儒教の本を焼き棄て、儒学者を多数、穴埋めにして殺したことから。
〔出〕孔安国
ことわざ ページ 1059。