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きょうというきょう【今日という今日】🔗🔉

きょうというきょう【今日という今日】 待ちに待った今日という日。今日こそは。 《例文》 「今日という今日は、日ごろの恨みを晴らしてやる。」

きょうどのすえろこうにいるあたわず【彊弩の未魯縞に入る能わず】▽中国🔗🔉

きょうどのすえろこうにいるあたわず【彊弩の未魯縞に入る能わず】▽中国 強い弓で射た、初めは何物をも貫き通した矢も、飛んでいくうちに勢いが弱くなって、ついには薄絹を通すこともできなくなる。英雄や強国なども、力が衰えたときには何事もできなくなることのたとえ。 《参考》 (イ)「彊弩」は、強い石弓。 (ロ)「魯縞」は、魯の国で産する薄い絹。 《出典》 衝風(ショウフウ)ノ衰(スイ)毛羽ヲ起コス能(アタ)ワズ、彊弩ノ末力(マツリョク)魯縞ニ入ル能ワズ。〔漢書(カンシ゛ョ)・韓安国伝〕

きょうにいなかあり【京に田舎あり】🔗🔉

きょうにいなかあり【京に田舎あり】 どんなにぎやかな土地や発展した都会にも、田舎めいた不便な場所やひなびた風俗が残っているということ。 《参考》 俗に「山に里あり」に続ける。 《類句》都にも田舎。

きょうにいる【興に入る】🔗🔉

きょうにいる【興に入る】 興味を感じて気に入り、夢中になることのたとえ。 《例文》 「すぐれた演技を興に入って眺める。」

きょうにじょうずる【興に乗ずる】🔗🔉

きょうにじょうずる【興に乗ずる】 感じたおもしろさのままに物事をすることのたとえ。 《例文》 「歌うだけでなく、興に乗じて踊り出した。」

きょうのきだおれ、おおさかのくいだおれ【京の着倒れ、大阪の食い倒れ】🔗🔉

きょうのきだおれ、おおさかのくいだおれ【京の着倒れ、大阪の食い倒れ】 京都の人は衣服にぜいたくをする傾向があり、大阪の人は食べ物にぜいたくをする傾向があるということ。 《参考》 「倒れ」は、破産の意。 《類句》京は着て果て大阪は食って果てる。

ぎょうのこぎょうならず【尭の子尭ならず】🔗🔉

ぎょうのこぎょうならず【尭の子尭ならず】 親がすぐれた人物であっても、その子がすぐれた人物になるとは限らないことのたとえ。 《参考》 昔、尭は聖帝といわれたほどのすぐれた人物であったが、息子の丹朱(タンシュ)は平凡な人間だった。家来たちは丹朱を跡継ぎにしてはどうかと勧めたが、尭は許さず、世間で評判の高い舜(シュン)に二人の娘を与え、後帝位を譲ったという。 《類句》賢(ケン)が子賢(ケン)ならず。

ことわざ ページ 148