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くんしはきならず【君子は器ならず】▽中国🔗🔉

くんしはきならず【君子は器ならず】▽中国 徳を備えた人は一技一芸に偏らないものである。 《参考》 「器」は、一つ一つの用に役立つ器物の意。 《出典》 〔論語(ロンコ゛)・為政篇〕

くんしはひとのびをなす【君子は人の美を成す】▽中国🔗🔉

くんしはひとのびをなす【君子は人の美を成す】▽中国 徳の高い人は、他人の長所や美点を認めるとそれが十分に発揮できるように仕向けて助力する。 《出典》 子曰(イワ)ク、君子ハ人ノ美ヲ成シテ、人ノ悪ヲ成サズ。小人ハ是(コレ)ニ反ス。〔論語(ロンコ゛)・顔淵篇〕

くんしはひとりをつつしむ【君子は独りを慎む】▽中国🔗🔉

くんしはひとりをつつしむ【君子は独りを慎む】▽中国 君子は、人が見ていないところでもその行いを慎んで決して道理に外れたことをしない。 《出典》 〔大学(タ゛イカ゛ク)〕

くんしはひょうへんす【君子は豹変す】▽中国🔗🔉

くんしはひょうへんす【君子は豹変す】▽中国 徳の高い人は、過ちを改めて善に移ることが極めてはっきりしている。 《参考》 「豹変」は、ひょうの皮のまだら模様が著しく目立つようにはっきりと変わること。 《出典》 君子ハ豹ノゴトク変ズ。小人ハ面ヲ革(アラタ)ム。〔易経(エキキョウ)・革卦〕 転じて、意見・態度などが節操なくがらりと変わることのたとえ。 《参考》 非難して言う。

くんしはまじわりたゆるもあくせいをいださず【君子は交わり絶ゆるも悪声を出さず】▽中国🔗🔉

くんしはまじわりたゆるもあくせいをいださず【君子は交わり絶ゆるも悪声を出さず】▽中国 徳の高い人は、交際が絶えた後でもその人の欠点などを口外しない。 《参考》 (イ)「悪声」は、悪口の意。 《出典》 臣(シン)聞ク、古(イニシエ)ノ君子ハ交ワリ絶ユルモ悪声ヲ出サズ、忠臣ハ国ヲ去ルモ、其(ソ)ノ名ヲ潔シトセズト。〔史記(シキ)・楽毅伝〕

ことわざ ページ 172