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こきみがよい【小気味がよい】🔗🔉

こきみがよい【小気味がよい】 鮮やかで気持ちがよい。 《例文》 「彼の話には、小気味のよい切れ味がある。」 好ましく思っていない人などに災難や不幸がふりかかってよい気分である。いい気味である。 《例文》 「憎いあいつが失脚して小気味がよい。」

ごぎゅうつきにあえぐ【呉牛月に喘ぐ】▽中国🔗🔉

ごぎゅうつきにあえぐ【呉牛月に喘ぐ】▽中国 《水牛はいつも暑さに悩まされているので、月を見ても太陽と思って息づかいが荒くなるの意》思い過ごして取り越し苦労をすることのたとえ。 《参考》 (イ)「呉牛」は、水牛。呉の国に多く産したのでいう。 (ロ)風がきらいな満奮(マンフン)が、あるとき晋(シン)の武帝のそばに控えていた。北にガラス窓があって風を防いでいたが開いているように見えたので、満奮は困った顔をしていた。武帝がこれを見て笑うと、満奮は、「風が吹いて来るように思うだけで私は不安になるのです。まるで呉牛が月を見てあえぐように。」と答えたという。 《出典》 〔世説新語(セセツシンコ゛)・言語篇〕

こきょうへにしきをかざる【故郷へ錦を飾る】🔗🔉

こきょうへにしきをかざる【故郷へ錦を飾る】 立身出世して故郷へ帰ることのたとえ。 《類句》故郷へ花を飾る。

こぐちをきく【小口を利く】🔗🔉

こぐちをきく【小口を利く】 ちょっと利口ぶったなまいきなことを言うこと。 《例文》 「あんな青二才に小口を利かれて黙っていられるか。」 《類句》小口を叩(タタ)く。

こくびゃくをあらそう【黒白を争う】🔗🔉

こくびゃくをあらそう【黒白を争う】 相手と対決して物事の正邪・善悪をはっきりさせる。 《例文》 「裁判で黒白を争うこととなった。」

こくびをかたむける【小首を傾ける】🔗🔉

こくびをかたむける【小首を傾ける】 《首をちょっと曲げるの意》不思議だと思う、または変だと思う。「小首を傾(カシ)げる」とも。 《例文》 「社交ぎらいのあの人がこんな会に出て来るなんて、小首を傾けたくなるね。」 《参考》 「小首」の「小」は接頭語。

ことわざ ページ 193