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こけつにいらずんばこしをえず【虎穴に入らずんば虎子を得ず】▽中国🔗🔉

こけつにいらずんばこしをえず【虎穴に入らずんば虎子を得ず】▽中国 《獰猛(ト゛ウモウ)なとらのいる危険な穴に入らなければとらの子どもは捕まえられないの意》危険を冒さなければ大きな利益は得られないことのたとえ。 《参考》 「虎子」は「こじ」とも読む。また、「虎児(コシ゛)」とも書く。 《出典》 超(チョウ)曰(イワ)ク、虎穴ニ入ラズンバ虎子ヲ得ズ。当今ノ計、独リ夜ニ因リ火ヲ以(モッ)テ虜使(リョシ)(=異民族の使者)ヲ攻ムル有ルノミ。彼ハ我ガ多少ヲ知ラズ、必ズ大イニ震怖(シンフ゜)セン。〔後漢書(コ゛カンシ゛ョ)・班超伝〕

こけのあとじあん【虚仮の後思案】🔗🔉

こけのあとじあん【虚仮の後思案】 下種の後知恵

ごけばなさかす【後家花咲かす】🔗🔉

ごけばなさかす【後家花咲かす】 夫に死に別れた女性が、今までより身の回りを小ぎれいにして男性たちからもてはやされること。 《類句》女やもめに花が咲く。

こけもいっしん【虚仮も一心】🔗🔉

こけもいっしん【虚仮も一心】 愚かな人でも一心になって一つの物事をすればすぐれたことができるということ。「虚仮の一心」とも。

こけんにかかわる【沽券に関わる】🔗🔉

こけんにかかわる【沽券に関わる】 品位や体面などに関係する。 《例文》 「北新地の売れっ妓(コ)の沽券(コケン)にかかわるほどではなかった。」《織田作之助(オタ゛サクノスケ)・夫婦善哉》 《参考》 多く、品位や体面が傷つけられそうな場合に言う。

ここうのしん【股肱の臣】🔗🔉

ここうのしん【股肱の臣】 最も頼りになる家来。 《参考》 「股肱」は、「もも」と「ひじ」の意。ももとひじは体を動かすときの重要な部分である。 《類句》股掌(コショウ)の臣(シン)。

ここうをしのぐ【糊口を凌ぐ】🔗🔉

ここうをしのぐ【糊口を凌ぐ】 やっと生計を立ててゆくこと。 《参考》 「糊口」は、糊(カユ)をすするの意。 《例文》 「内職の収入でどうにか糊口をしのぐ。」 《類句》口を糊(ノリ)する。

ここうをのがれてりゅうけつにいる【虎口を逃れて竜穴に入る】▽中国🔗🔉

ここうをのがれてりゅうけつにいる【虎口を逃れて竜穴に入る】▽中国 《とらに食われる危険から逃れてやっと一安心すると、こんどは竜が住む穴に入り込むの意》災難が次々に来ることのたとえ。 《類句》一難去って又一難。前門の虎(トラ)後門の狼(オオカミ)。

ことわざ ページ 194