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こころここにあらざればみれどもみえず【心ここに在らざれば視れども見えず】▽中国🔗🔉

こころここにあらざればみれどもみえず【心ここに在らざれば視れども見えず】▽中国 《ほかのことに気を取られていては目を向けていても見えていないの意》精神を集中しなければ、物の本質を認識することはできないということ。 《参考》 「ここに」は、強めのことば。 《出典》 心焉(ココ)ニ在ラザレバ、視レドモ見エズ、聴ケドモ聞コエズ、食(クラ)エドモ其(ソ)ノ味ヲ知ラズ。〔大学(タ゛イカ゛ク)〕

こころざしはかみのすじ【志は髪の筋】🔗🔉

こころざしはかみのすじ【志は髪の筋】 1本の髪の毛のようなわずかな物でも、それをくれた人の誠意を理解してありがたく思わなければいけないということ。

こころざしはきのはにつつめ【志は木の葉に包め】🔗🔉

こころざしはきのはにつつめ【志は木の葉に包め】 真心のこもった贈り物は、内容が大切であって外観を飾るものではないということ。また、たとえ木の葉に包むほどのわずかなものであっても、贈る人の真心がこもっていればそれでよいということ。「志は笹(ササ)の葉」とも。

こころにかきをせよ【心に垣をせよ】🔗🔉

こころにかきをせよ【心に垣をせよ】 油断をせず、用心すべきであるということ。

こころにかさきてくらせ【心に笠着て暮らせ】🔗🔉

こころにかさきてくらせ【心に笠着て暮らせ】 不相応な野心を持たず、満足ということを知って暮らすべきであるということ。 《参考》 かさをかぶると上が見えないことから。

こころのおにがみをせめる【心の鬼が身を責める】🔗🔉

こころのおにがみをせめる【心の鬼が身を責める】 やましいところがあって良心に責めら、苦しむことのたとえ。

こころのほっするところにしたがえどものりをこえず【心の欲する所に従えども矩を踰えず】▽中国🔗🔉

こころのほっするところにしたがえどものりをこえず【心の欲する所に従えども矩を踰えず】▽中国 心に思ったとおりに行動してもそれが道理から外れることがない。 《参考》 (イ)「矩」は、おきて。 (ロ)孔子のことばで、70歳でこのような理想的人間に初めてなれたと言っている。 (ハ)このことばから70歳のことを「従心(シ゛ュウシン)」という。 《出典》 子曰(イワ)ク、吾(ワレ)十有五ニシテ学ニ志ス。三十ニシテ立ツ。四十ニシテ惑ワズ。五十ニシテ天命ヲ知ル。六十ニシテ耳順(シタカ゛)ウ。七十ニシテ心ノ欲スル所ニ従エドモ、矩ヲ踰エズ。〔論語(ロンコ゛)・為政篇〕

ことわざ ページ 195