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こしがよわい【腰が弱い】🔗🔉

こしがよわい【腰が弱い】 《餅(モチ)などの粘り気が少ないの意から》意気地がなくて思ったことを押し通せないことのたとえ。 《例文》 「腰が弱いから相手の言いなりになってしまう。」 《類句》腰がない。 《対句》腰が強い。

こじきがうまをもらう【乞食が馬を貰う】🔗🔉

こじきがうまをもらう【乞食が馬を貰う】 身分不相応なものをもらって始末に困るようす。ありがた迷惑なことのたとえ。

こじきにうじなし【乞食に氏無し】🔗🔉

こじきにうじなし【乞食に氏無し】 その人の不心得から乞食に落ちぶれるのであって、生まれながらにして乞食という家柄があるわけではないということ。

こじきにびんぼうなし【乞食に貧乏無し】🔗🔉

こじきにびんぼうなし【乞食に貧乏無し】 乞食にまで落ちぶれてしまえばそれ以上貧乏になることはないということ。

こじきにもかどで【乞食にも門出】🔗🔉

こじきにもかどで【乞食にも門出】 《乞食でも門出のときにはそれを祝うの意》どんな物事でもそれ相応の祝いをすべきであるということ。また、つまらないことにも、それなりの作法があるものだということ。

こじきにもみいわい【乞食にも身祝い】🔗🔉

こじきにもみいわい【乞食にも身祝い】 《乞食でも祝うべきときにはそれ相応の祝いをするの意》どんな人でも祝うべきときには身に応じた祝いをするものであるということ。「乞食も身祝い」「乞食になりても身祝い」とも。

こじきのあさうたい【乞食の朝謡】🔗🔉

こじきのあさうたい【乞食の朝謡】 《乞食が、暇があって朝から謡をうたっているの意》乞食であることは普通の人より暇で気楽であるということ。

こじきのけいずばなし【乞食の系図話】🔗🔉

こじきのけいずばなし【乞食の系図話】 《乞食が落ちぶれる以前の自分の家の系図を自慢して話すの意》言っても仕方のない愚痴を言うことのたとえ。 《類句》乞食の由緒(ユイショ)立て。乞食の世にあり話。

こじきのよめいり【乞食の嫁入り】🔗🔉

こじきのよめいり【乞食の嫁入り】 雨などが降りそうで降らない、はっきりしない天気のたとえ。 《参考》 乞食の花嫁は貧しくて花嫁衣装を着れず、その振り袖がないことから、「振り袖振らぬ」に「降りそで降らぬ」をかけたしゃれ。

こじきもばしょ【乞食も場所】🔗🔉

こじきもばしょ【乞食も場所】 《乞食も物ごいをする場所によってもらう物に差があるの意》何事をするにも場所を選ぶことが大切であることのたとえ。

ことわざ ページ 197