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こしたんたん【虎視眈眈】▽中国🔗⭐🔉
こしたんたん【虎視眈眈】▽中国
《とらが獲物をねらって鋭い目付きで見おろしているの意》実力のある者がじっと機会をねらっているようす。
《参考》
「眈眈」は、下をにらむようす。
《出典》
顛(サカシマ)ニ頤(ヤシナ)ワル。吉ナリ。虎視眈眈タリ。其(ソ)ノ欲逐逐(チクチク)タリ。咎(トカ゛)无(ナ)シ。〔易経(エキキョウ)・頤卦〕
こしちにおちてうしをくらうのきあり【虎子地に落ちて牛を食うの気あり】🔗⭐🔉
こしちにおちてうしをくらうのきあり【虎子地に落ちて牛を食うの気あり】
《とらの子は、生まれてすぐに牛を食うような激しい気性を持っているの意》大成する人物は、子どものときからその素質の一端を見せるというたとえ。
《類句》蛇(シ゛ャ)は寸にして人を呑(ノ)む。
ごじっぽひゃっぽ【五十歩百歩】▽中国🔗⭐🔉
ごじっぽひゃっぽ【五十歩百歩】▽中国
両者に少しの相違はあっても本質的には同じであること。また、ともに大したことはないこと。似たり寄ったり。
《参考》
梁(リョウ)の恵王(ケイオウ)が、「自分はよい政治を行うように随分努力している。政治がよければ隣国の農民が移住して来て人口が増えるはずなのに少しも増えないのはどういうわけか。」と孟子(モウシ)に尋ねた。孟子は「戦いで50歩逃げた兵士が100歩逃げた兵士を卑怯者(ヒキョウモノ)だと笑うようなもので、恵王の政治は隣国の政治と大差がないからである。」と答えたという。
《出典》
〔孟子(モウシ)・梁恵王上篇〕
こじゅうとはおにせんびき【小姑は鬼千匹】🔗⭐🔉
こじゅうとはおにせんびき【小姑は鬼千匹】
嫁にとっては、夫の兄弟姉妹は一人で鬼の千匹にも相当するほど恐ろしくていやなものであるということ。
《類句》小姑一人は猫(ネコ)千匹。小姑は狐(キツネ)千足。
こしょうならしがたし【孤掌鳴らし難し】▽中国🔗⭐🔉
こしょうならしがたし【孤掌鳴らし難し】▽中国
《両手があって初めてそれをたたいて音を出すことができるのであり、片方の手のひらだけでは音を出すことができないように》人は、助けもなく独りぼっちでは、何もできないということ。
《出典》
〔戴善夫(タイセ゛ンフ゜)・風光好曲〕
こしょうのまるのみ【胡椒の丸呑み】🔗⭐🔉
こしょうのまるのみ【胡椒の丸呑み】
《こしょうは丸のみにしてはその辛い味が分からないように》物事の本質を理解せずに、表面だけを理解することのたとえ。
ことわざ ページ 198。