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こしをおる【腰を折る】🔗🔉

こしをおる【腰を折る】 腰をかがめる。 中途で妨げたり勢いをくじいたりする。 《例文》 「話の腰を折らないでくれ。」

こしをすえる【腰を据える】🔗🔉

こしをすえる【腰を据える】 一つ所に定着して動かないことのたとえ。 《例文》 「あちこち勤め先を変えてきたが、彼は今度の会社には腰を据えて勤めるつもりらしい。」 じっくりと落ち着いて物事をすることのたとえ。 《例文》 「どんなことでも腰を据えてやれば、必ずその道で相当の所までやれるようになる。」

こじんのそうはく【古人の糟粕】▽中国🔗🔉

こじんのそうはく【古人の糟粕】▽中国 昔の聖人のことばやその著書のこと。また、ことばや書物だけでは、真の精神や神髄は伝えられないということ。 《参考》 昔、斉(セイ)の桓公(カンコウ)が聖人の著した書物を読んでいると、それを見た年老いた車大工が、「昔の聖人は既に死んでしまっているから、書物に残っている聖人のことばはその聖人のかすです。」と言ったという。 《出典》 〔荘子(ソウシ゛)・天道篇〕

ごたくをならべる【御託を並べる】🔗🔉

ごたくをならべる【御託を並べる】 くどくどと勝手なことを言うことのたとえ。 《例文》 「酒を飲むと、いい気になって御託を並べるので閉口だ。」 《参考》 相手の話を軽蔑(ケイヘ゛ツ)して言うときに用いる。

ごたぶんにもれず【御多分に洩れず】🔗🔉

ごたぶんにもれず【御多分に洩れず】 他の同類の例と同じであるようす。例にもれず。 《例文》 「役人からの天下りだから、御多分にもれず腰が高い。」

こちょうのゆめ【胡蝶の夢】▽中国🔗🔉

こちょうのゆめ【胡蝶の夢】▽中国 現実と夢とが一体となって区別できないことのたとえ。また、この世のはかないことのたとえ。 《参考》 (イ)「胡蝶」は、昆虫(コンチュウ)の蝶(チョウ)。 (ロ)あるとき荘子は、自分がちょうになって楽しく舞う夢を見た。目が覚めてちょうでない自分に気づき驚いた。そして、自分が夢でちょうになったのか、ちょうが夢で自分になったのか分からなくなったという。 《出典》 〔荘子(ソウシ゛)・斉物論篇〕 《類句》荘周(ソウシュウ)の夢。

ことわざ ページ 199