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ことをかく【事を欠く】🔗🔉

ことをかく【事を欠く】 それがなくて不自由する。 《例文》 「今では、着る物食べる物にも事を欠いた貧乏時代が懐かしい。」 他に適当なものがあるのに、わざわざそのようなことをしたり言ったりする。 《例文》 「言うに事(を)欠いて何ということを言うのだ。」 《参考》 は、多く「…に事欠いて」の形で、非難の気持ちで言う。

ことをこのむ【事を好む】🔗🔉

ことをこのむ【事を好む】 事件が起こるのを望む。また、わざと事を荒立てようとする。 《例文》 「決して事を好むわけではないのですから、話し合いで解決できればそれに越したことはありません。」

ことをわける【事を分ける】🔗🔉

ことをわける【事を分ける】 筋道を立てて事情を詳しく説明する。 《例文》 「いかにも事を分けたお話ですが、私は承知できません。」

ごにこるとおやのしにめにあえぬ【碁に凝ると親の死に目に会えぬ】🔗🔉

ごにこるとおやのしにめにあえぬ【碁に凝ると親の死に目に会えぬ】 囲碁に熱中すると、用事があってもやめることができなくなり、ついには親の死に目にも会えないようなことになるということ。

ごにまけたらしょうぎにかて【碁に負けたら将棋に勝て】🔗🔉

ごにまけたらしょうぎにかて【碁に負けたら将棋に勝て】 あることで失敗したら、それを気にせずに他のことで取り返せということ。「碁に負けたら将棋で勝て」とも。

こぬかさんごうあったらむこにゆくな【粉糠三合あったら婿に行くな】🔗🔉

こぬかさんごうあったらむこにゆくな【粉糠三合あったら婿に行くな】 入り婿は気苦労が絶えないから、ぬか3合ほどのわずかな財産でもあったら、入り婿をせずに独立して世帯を持つべきであるということ。

このこころおやしらず【子の心親知らず】🔗🔉

このこころおやしらず【子の心親知らず】 親はとかく自分の子の本当の心を理解することができない。また、成長した子どもの気持ちを、子を考えのないものだと思っている親には理解できない。 《参考》 「親の心子知らず」の表現を踏まえた言い方。 《対句》親の心子知らず。

このてがしわのふたおもて【児手柏の両面】🔗🔉

このてがしわのふたおもて【児手柏の両面】 《このてがしわの葉のように》裏表がはっきりしないこと。また、物事に二面があってどちらも定めがたいことのたとえ。

こはかすがい【子は鎹】🔗🔉

こはかすがい【子は鎹】 夫婦の仲が悪くても子どもに対する愛情のために夫婦の縁がつながることがあるので、子どもは、夫婦をつなぎとめる役をするものであるということ。 《参考》 「鎹」は、二つの材木をつなぎとめるために打つコの字形の金具。 《類句》子は夫婦の鎹(カスカ゛イ)。子は縁つなぎ。

ことわざ ページ 203