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さいはいをふる【采配を振る】🔗⭐🔉
さいはいをふる【采配を振る】
全体を統率して指図することのたとえ。
《例文》
「気丈者の祖母が永い経験から、家事、商事、総(スヘ゛)てに采配を振って居てくれた。」《島木赤彦(シマキ゛アカヒコ)・雨蛙》
《参考》
「采配」は、はたきのような形の道具。昔、大将が戦場で部下を指揮するときに振った。
さいはなげられたり【賽は投げられたり】▽西洋🔗⭐🔉
さいはなげられたり【賽は投げられたり】▽西洋
こういう状態になった以上、断固として実行するほかないということ。
《参考》
(イ)ジュリアス・シーザーが、ルビコン河を渡って進撃するときに言ったことば。
(ロ)「賽」は、さいころ。
さいふのくちをしめる【財布の口を締める】🔗⭐🔉
さいふのくちをしめる【財布の口を締める】
節約して金を使わないように気を付けること。
《例文》
「金というものは生かして使うべきで、ただ財布の口を締めてさえいればいいというものではない。」
さいふのしりをおさえる【財布の尻を押さえる】🔗⭐🔉
さいふのしりをおさえる【財布の尻を押さえる】
財布の紐を握る
さいふのそことこころのそこはひとにみせるな【財布の底と心の底は人に見せるな】🔗⭐🔉
さいふのそことこころのそこはひとにみせるな【財布の底と心の底は人に見せるな】
他人にはむやみに自分の計略・手段を知らせたり、本心を明かしたりするものではないということ。
さいふのそこをはたく【財布の底を叩く】🔗⭐🔉
さいふのそこをはたく【財布の底を叩く】
持ち合わせの金を残らず使ってしまうこと。「財布をはたく」とも。
《例文》
「気前のよい男なので、財布の底をはたいておごってくれた。」
《参考》
財布の底をたたいて金をすっかり出す動作から生まれた表現。
さいふのひもをくびにかけるよりはこころにかけよ【財布の紐を首に懸けるよりは心に懸けよ】🔗⭐🔉
さいふのひもをくびにかけるよりはこころにかけよ【財布の紐を首に懸けるよりは心に懸けよ】
財布のひもを首に懸けて盗まれないように用心するよりは、むだ遣いをしないように用心すべきであるということ。
さいふのひもをにぎる【財布の紐を握る】🔗⭐🔉
さいふのひもをにぎる【財布の紐を握る】
その家庭や団体などの金銭の使用を決定する権限を持つこと。「財布の尻(シリ)を押さえる」とも。
《例文》
「女房に財布の紐を握られているので、酒もろくに飲めない。」
《参考》
昔の財布は袋状で、口にひもがついていた。
ことわざ ページ 209。