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したのつるぎはいのちをたつ【舌の剣は命を絶つ】🔗🔉

したのつるぎはいのちをたつ【舌の剣は命を絶つ】 ことばを慎まないと、そのために身を滅ぼすことがあるということ。 《類句》口の虎(トラ)は身を破る。

したのねのかわかぬうち【舌の根の乾かぬ内】🔗🔉

したのねのかわかぬうち【舌の根の乾かぬ内】 言い終わってすぐに、前言に反するようなことを言ったりしたりするようす。今言ったことばが終わるか終わらないうち。 《例文》 「決して酒は飲まないと言った舌の根の乾かぬ内にもう飲んでいる。」

したはわざわいのね【舌は禍の根】🔗🔉

したはわざわいのね【舌は禍の根】 ことばは災難を招くもとであり、多くの災いはおしゃべりから起こるものであるということ。 《類句》口は禍の門。

したをだす【舌を出す】🔗🔉

したをだす【舌を出す】 陰でからかったりそしったりすること。 《例文》 「人の前ではぺこぺこしていながら、いなくなると、とたんに舌を出す卑しいやつだ。」 自分の失敗を恥ずかしく思ってするしぐさ。

したをにまいにつかう【舌を二枚に使う】🔗🔉

したをにまいにつかう【舌を二枚に使う】 言ったことに責任を持たず、嘘(ウソ)を言ったり相手によって話の内容を変えたりすることのたとえ。「二枚舌を使う」とも。

したをまく【舌を巻く】🔗🔉

したをまく【舌を巻く】 非常に感心したり驚いたりするようす。 《例文》 「たった10歳の少年であるが、その態度のりっぱさに列席者は舌を巻くばかりであった。」

じだんだをふむ【地団駄を踏む】🔗🔉

じだんだをふむ【地団駄を踏む】 子どもなどが、意見や要求が通らないときに悔しがって足で何度も強く地面を踏み付ける。 《例文》 「若者はむずかる子どものように地団駄を踏んでますます葉子に寄り添うばかりだった。」《有島武郎(アリシマタケオ)・或る女》 非常に激しく怒ったり悔しがったりすることのたとえ。 《例文》 「お秀は冷然として話を切り上げた。お延は胸の奥で地団駄を踏んだ。」《夏目漱石(ナツメソウセキ)・明暗》

しちしゃくさってしのかげをふまず【七尺去って師の影を踏まず】▽東洋🔗🔉

しちしゃくさってしのかげをふまず【七尺去って師の影を踏まず】▽東洋 《先生に従って行くときは、7尺(約2.1メートル)くらいの間隔をとって先生の影を踏まないの意》弟子は先生を尊敬し、礼儀を忘れないようにしなければならないということ。 《参考》 もとは、仏教での、師僧に従って歩くさいの弟子の心得。 《出典》 若(モ)シ師ニ随(シタカ゛)ッテ行クトキハ、喧笑(ケンショウ)スルヲ得ズ、師ノ影ヲ踏ムヲ得ズ、相去ルコト七尺タル可(ヘ゛)シ。〔教誡律儀(キョウカイリツキ゛)〕 《類句》三尺下がって師の影を踏まず。弟子(テイシ)七尺去って師の影を踏まず。

ことわざ ページ 230