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しょうちはぼだいのさまたげ【小智は菩提の妨げ】🔗🔉

しょうちはぼだいのさまたげ【小智は菩提の妨げ】 わずかの才知は、かえって物事の成就の妨げになるということ。 《参考》 「菩提」は、煩悩を断ち切って仏果を得ること。 《類句》小智は大道の妨げ。

しょうちほんらいていしゅなし【勝地本来定主無し】▽中国🔗🔉

しょうちほんらいていしゅなし【勝地本来定主無し】▽中国 風光明媚(メイヒ゛)な土地はもともと決まった所有主がなく、人々が自由に観賞すればよいということ。 《出典》 乱峰深キ処(トコロ)雲居ノ路(ミチ)、共ニ花ヲフンデ行キ独リ春ヲ惜シム。勝地本来定主無シ。大都(オオムネ)山ハ山ヲ愛スルノ人ニ属ス。〔白居易(ハクキョイ)・雲居寺に遊び穆三十六地主に贈る詩〕

しょうちゅうにきする【掌中に帰する】🔗🔉

しょうちゅうにきする【掌中に帰する】 自分のものとして自由に支配できるようになること。 《例文》 「第二次世界大戦の末期には制空権は米国の掌中に帰していた。」

しょうちゅうにとうあり【笑中に刀有り】▽中国🔗🔉

しょうちゅうにとうあり【笑中に刀有り】▽中国 うわべはおとなしくやさしそうに見せかけているが、内心ではひそかに人を害しようとしていることのたとえ。 《参考》 唐の李義府(リキ゛フ)は、容貌(ヨウホ゛ウ)が穏やかで人と語るときはいつもうれしそうに微笑していたが、内心は陰険でひそかに人を傷つけようとしていたので、時の人は彼をそしって「笑中に刀有り」「笑(エ)みの中(ウチ)の刀」と言ったという。 《出典》 〔唐書(トウシ゛ョ)・姦臣伝〕 《類句》笑中に刃(ヤイハ゛)を研ぐ。

しょうちゅうにやいばをとぐ【笑中に刃を研ぐ】🔗🔉

しょうちゅうにやいばをとぐ【笑中に刃を研ぐ】 笑中に刀有り

しょうちゅうのたま【掌中の珠】▽中国🔗🔉

しょうちゅうのたま【掌中の珠】▽中国 《手の中の玉の意》自分にとって最もたいせつなもの、子どもや妻などのたとえ。「掌珠(ショウシュ)」とも。 《出典》 昔、君我ヲ視ルコト、掌中ノ珠ノ如(コ゛ト)シ。何ノ意カ一朝ニシテ、我ヲ溝渠(コウキョ)ニ棄ツルヤ。〔傅玄(フケ゛ン)・短歌行〕 《類句》掌上の珠。

ことわざ ページ 254