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しらぬはていしゅばかりなり【知らぬは亭主ばかりなり】🔗🔉

しらぬはていしゅばかりなり【知らぬは亭主ばかりなり】 女房の浮気を亭主は気付かずにいるが、近所の者は皆知っていてうわさになっているということ。 当事者がうかつでまだ知らないことのたとえ。 《参考》 「町内で知らぬは亭主ばかりなり」という川柳から。

しらぬほとけよりなじみのおに【知らぬ仏より馴染みの鬼】🔗🔉

しらぬほとけよりなじみのおに【知らぬ仏より馴染みの鬼】 《全く知らない仏よりは恐ろしい鬼でもなじみのあるほうがなんとなく懐かしく思われるの意》相手がどんな人であっても疎遠の人よりは近しい人のほうが心強いということ。「知らぬ神より馴染みの鬼」とも。

しらはのやがたつ【白羽の矢が立つ】🔗🔉

しらはのやがたつ【白羽の矢が立つ】 大ぜいの中から適当と見込まれて選ばれることのたとえ。 《例文》 「弁舌を買われて使者として白羽の矢が立った。」 《参考》 人身御供(ヒトミコ゛クウ)を求める神が、望む少女の家の屋根にこっそり白羽の矢を立てるという言い伝えから。

しらみのかわをやりではぐ【虱の皮を槍で剥ぐ】🔗🔉

しらみのかわをやりではぐ【虱の皮を槍で剥ぐ】 小さいことを処理するのに大げさなやり方で行うことのたとえ。 《類句》鶏を割(サ)くに牛刀を用う。

しらみをひねってとうせいのむをだんず【虱を捫って当世の務を談ず】▽中国🔗🔉

しらみをひねってとうせいのむをだんず【虱を捫って当世の務を談ず】▽中国 しらみをつぶしながら、今の世をどうするかについて論じる。傍若無人の態度であることのたとえ。 《出典》 〔晋書(シンシ゛ョ)・王猛載記〕

しらをきる【白を切る】🔗🔉

しらをきる【白を切る】 知っていながら、わざと知らないふりをする。しらばっくれる。 《例文》 「捕らえられていくら尋問されても、白を切るばかりであった。」

しらんのか【芝蘭の化】▽中国🔗🔉

しらんのか【芝蘭の化】▽中国 良友から受けるよい感化。 《参考》 芝蘭の室に入るが如し。

しらんのしつにいるがごとし【芝蘭の室に入るが如し】▽中国🔗🔉

しらんのしつにいるがごとし【芝蘭の室に入るが如し】▽中国 《神草のひじりだけと香りのよい蘭とがある部屋に入ると、やがてそのよい香りも感じなくなるように》徳の高いすぐれた人と交際すると、知らず知らずのうちによい感化を受けることのたとえ。 《出典》 善人ト居(オ)ラバ、芝蘭ノ室ニ入ルガ如ク、久シウシテ其(ソ)ノ香(カ)ヲ聞カズ、即(スナワ)チ之(コレ)ト化ス。〔孔子家語(コウシケコ゛)・六本篇〕 《類句》芝蘭の化。

ことわざ ページ 261