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そうごうをくずす【相好を崩す】🔗⭐🔉
そうごうをくずす【相好を崩す】
喜んで思わず笑顔になることのたとえ。
《例文》
「孫の顔を見て、思わず相好を崩す。」
ぞうさもない【造作もない】🔗⭐🔉
ぞうさもない【造作もない】
簡単でやさしい。
《例文》
「この程度の問題なら、造作もなく解ける。」
ぞうじてんぱい【造次顛沛】▽中国🔗⭐🔉
ぞうじてんぱい【造次顛沛】▽中国
《慌ただしい時や、つまずいて倒れるような危急の時の意》わずかな間のたとえ。
《出典》
君子ハ終食ノ間(カン)モ仁ニ違(タカ゛)ウコト無ク、造次ニモ必ズ是(ココ)ニ於(オイ)テシ、顛沛ニモ必ズ是ニ於テス。〔論語(ロンコ゛)・里仁篇〕
そうじょうのじん【宋襄の仁】▽中国🔗⭐🔉
そうじょうのじん【宋襄の仁】▽中国
相手に施す、不必要なあわれみのたとえ。
《参考》
春秋時代、宋(ソウ)の襄(シ゛ョウ)公が楚(ソ)と戦ったとき、公子の目夷(モクイ)が、楚軍がまだ河を渡り切らないうちに攻撃するように進言したが、襄公は、「君子は相手の弱みに付け込むようなことはしないものだ。」と言って攻撃せず、かえって楚軍のために敗れたという。
《出典》
〔春秋左氏伝(シュンシ゛ュウサシテ゛ン)・僖公二十二年〕
そうしんひとをころす【曾参人を殺す】▽中国🔗⭐🔉
そうしんひとをころす【曾参人を殺す】▽中国
何度も同じうそを言うと、聞く人はそれを信ずるようになるというたとえ。
《参考》
(イ)曾参は、親孝行で有名な孔子の弟子。
(ロ)昔、曾参(=曾子(ソウシ))が費(ヒ)にいたとき、同姓の者が人を殺した。そこで人が曾参の母に、「曾参が人を殺した。」と告げたが、母は、「私の子が人殺しをするはずがない。」と言って信用せず、平然と機織りをしていた。そこへまた別の人が来て「曾参が人を殺した。」と告げたが、母は相変わらず落ち着いていた。しばらくすると、また別の人が来て「曾参が人を殺した。」と告げた。すると母は驚いて機織りをやめ、垣根(カキネ)を越えて駆け出していったという。
《出典》
〔戦国策(センコ゛クサク)・秦〕
《類句》投杼(トウチョ)。投杼の疑い。
ことわざ ページ 295。