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だいなりしょうなり【大なり小なり】🔗🔉

だいなりしょうなり【大なり小なり】 程度の違いはあってもそのような傾向があるようす。多かれ少なかれ。「大なれ小なれ」とも。 《例文》 「政党には、大なり小なり派閥争いは付き物だ。」

たいのおよりいわしのあたま【鯛の尾より鰯の頭】🔗🔉

たいのおよりいわしのあたま【鯛の尾より鰯の頭】 大きな団体で人に支配される部下になるよりも、小さな団体でもその首領となるほうがよいということ。 《類句》大鳥の尾よりも小鳥の頭。鶏口となるも牛後となる勿(ナカ)れ。

だいのむしをいかしてしょうのむしをころせ【大の虫を生かして小の虫を殺せ】🔗🔉

だいのむしをいかしてしょうのむしをころせ【大の虫を生かして小の虫を殺せ】 やむを得ない場合には、重要なものを救うためにあまり重要でないものを犠牲にすべきであるということ。 《類句》大を活(イ)けて小を殺せ。

だいはしょうをかねる【大は小を兼ねる】🔗🔉

だいはしょうをかねる【大は小を兼ねる】 大きなものは、小さなものの代わりに用いることもできるということ。 《類句》大は小を叶(カナ)える。 《対句》長持ち枕(マクラ)にならず。杓子(シャクシ)は耳掻(ミミカ)きにならず。

たいびょうにくすりなし【大病に薬無し】🔗🔉

たいびょうにくすりなし【大病に薬無し】 物事が極度に悪くなったときは、施す方法がないということ。

たいへいのゆめ【太平の夢】🔗🔉

たいへいのゆめ【太平の夢】 平和で人々に進取の気風のなくなった世の中のたとえ。 《例文》 「鎖国をした日本が太平の夢をむさぼっている間に、世界は激動していた。」 《参考》 「太平」は「泰平」とも書く。

たいべんはとつなるがごとし【大弁は訥なるが如し】▽中国🔗🔉

たいべんはとつなるがごとし【大弁は訥なるが如し】▽中国 本当に雄弁な人は、口数が多くないから、かえって口下手な人のように見えるということ。 《出典》 大巧ハ拙(セツ)ナルガ若(コ゛ト)ク、大弁ハ訥ナルガ若シ。〔老子(ロウシ)・第四十五章〕 《類句》大弁は声無し。

たいぼくのしたにしょうぼくそだつ【大木の下に小木育つ】🔗🔉

たいぼくのしたにしょうぼくそだつ【大木の下に小木育つ】 勢力のある人の所には大ぜいの人が保護されたりかくまわれたりしているということ。

たいぼくはかぜにおられる【大木は風に折られる】🔗🔉

たいぼくはかぜにおられる【大木は風に折られる】 人より抜きん出てすぐれた人はねたみや攻撃を受けやすいということ。 《類句》出る杭(クイ)は打たれる。高木風に倒る。

ことわざ ページ 310