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だまりむしかべをとおす【黙り虫壁を通す】🔗🔉

だまりむしかべをとおす【黙り虫壁を通す】 《鳴き声も立てず、人から注目もされない小さな虫がいつの間にか壁に大きな穴を開けるの意》注目されずに地道に努力している者が大規模なすぐれた仕事を成し遂げることのたとえ。また、普段おとなしい者がとんでもないことを引き起こすことのたとえ。 《類句》だんまり猫(ネコ)が鼠(ネス゛ミ)をとる。

たまをいだいてつみあり【玉を懐いて罪有り】▽中国🔗🔉

たまをいだいてつみあり【玉を懐いて罪有り】▽中国 小人罪無し玉を抱いて罪有り

たまをおさむるにいしをもってす【玉を攻むるに石を以てす】▽中国🔗🔉

たまをおさむるにいしをもってす【玉を攻むるに石を以てす】▽中国 《玉をみがいて美しくするには砥石(トイシ)が必要であるの意》物にはそれぞれ取り柄があって、必要でない物はないということ。 《出典》 玉ヲ攻ムルニ石ヲ以テシ、金ヲ洗ウニ塩ヲ以テシ、錦(ニシキ)ヲ濯(アラ)ウニ魚ヲ以テシ、布ヲ浣(アラ)ウニ灰ヲ以テス。〔後漢書(コ゛カンシ゛ョ)・王符伝〕

たまをころがす【玉を転がす】🔗🔉

たまをころがす【玉を転がす】 声が、高くて美しいことのたとえ。 《例文》 「鶯(ウク゛イス)が玉を転がすような声で鳴く。」 《参考》 「転がす」は「転(マロ)ばす」とも。

たみのくちをふせぐはみずをふせぐよりもはなはだし【民の口を防ぐは水を防ぐよりも甚だし】▽中国🔗🔉

たみのくちをふせぐはみずをふせぐよりもはなはだし【民の口を防ぐは水を防ぐよりも甚だし】▽中国 人民の政治批判を抑圧することによって起こる害は、川をせきとめることによって起こる水害よりも危険であるということ。 《出典》 民ノ口ヲ防グハ川ヲ防グヨリモ甚ダシ、川壅(フサ)ガリテ潰(ツイ)エレバ、人ヲ傷(ソコナ)ウコト必ズ多シ。民モ亦(マタ)之(カク)ノ如(コ゛ト)シ。〔史記(シキ)・周本紀〕

だみんをむさぼる【惰眠を貪る】🔗🔉

だみんをむさぼる【惰眠を貪る】 《怠けて眠ってばかりいるの意》行うべきことを行わず、だらしなく日を送ることのたとえ。 《例文》 「太平の惰眠を貪る。」

ためにする【為にする】🔗🔉

ためにする【為にする】 他の本当の目的を達しようとする下心があって物事を行うこと。 《例文》 「為にする親切はやめてくれ。」

ことわざ ページ 323